哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

2004-01-01から1年間の記事一覧

ミスターT(違 (*1)

あまり知られていないことだが(*2)、わたくしはTシャツが好きだ。友人のクラゲ氏が主宰する、Tシャツ好きによるTシャツ好きのためのウェブサイト「東京Tシャツ部」は、いまや600人近い部員を擁する人気サイトである。各種イヴェントも開催中。ちなみにわた…

マは遍在する。

左:マの最終検印中:マ印イクラ右:マ軍

写真はイメージです。

※写真はイメージです。が、しかしこれを単にイメージ写真として安んじてやりすごし、通り過ぎ、放置しておいてよいと思いますか、みなさん。ワカメはフネの口車(*)に乗ってこのまま日本郵船に就職してしまってよいのだろうか、下手をすると航海中不慮の事…

鎧よ

まさか今日、あんなところで君に会えるとはね。本当に夢にも思わなかったよ。 そういえば、つい先日この日記で君の話をしたばかりなんだ。忙しいところわるいけれど、ちょっと読んでくれないか。文字どおり、君と夢の話さ。 [雑記] 鎧と夢(2004年10月21日)…

悩みのリモコン

※写真はイメージです。悩んでいることがある。(だしぬけに告白とは申せ、たいしたことではない。たぶんあなたにとってもたいしたことではないだろう。いわんやこの世界になにか激変をもたらしてしまうようなたいしたことではさらさらない。そのせいでごはん…

今日の目次

※写真はイメージです。 タイトルや目次、索引のおもしろい本が好きだ。(だしぬけに告白(再そうした本は中身を読む前から楽しい気分にさせてくれる。この秋、19世紀ロシアの革命的青年に多大な影響を与えたといわれるニコライ・チェルヌィシェーフスキイの…

感想

※写真はイメージです。(*1)禁煙破りのタバコは安らぐなぁ。めずらしく風邪をひいてしまい、今日はずっと寝ていた。可及的速やかに熟読玩味しなければならない本が何冊もある(含カント三批判書)のだが、ほんの一頁も読めなかった。じゃあ半頁は読んだのか…

キッチン南海カレー続報

ふたたび、キッチン南海のカレーについて。 cf. http://d.hatena.ne.jp/clinamen/20041104#p1ふと思い立って、わが書斎にてキッチン南海関連文書の捜索をはじめた。乱雑に積まれた書物の高峰が連なる劣悪な環境下での捜索活動は予想どおり難航をきわめたが、…

肉(より)棒

マは棒が好きである。 散歩中など、棒状のものが落ちているのを見つけるやいなや、その場で(文字どおり)狂喜乱舞する。前にも書いたことだが、マは食が細い(*)。犬としてもう少しガツガツしてもらいたいところなのだが、食欲旺盛であったのは幼犬期のほ…

4日前(叙事詩)

(承前)cf. 連載(1)http://d.hatena.ne.jp/clinamen/20041101#p1 連載(2)http://d.hatena.ne.jp/clinamen/20041104#p1 光陰矢の如し やっぱり松尾スズキはいいなぁ(また違そうこうしているうちに、また一日が過ぎてしまった。というわけでつづきをつづ…

25は16で割り切れない

The Clash, London Calling - The 25th Anniversary Edition The Clash London Calling - The 25th Anniversary Editionアーティスト: ザ・クラッシュ出版社/メーカー: Sony Music Direct発売日: 2004/10/06メディア: CD クリック: 3回この商品を含むブログ …

3日前(叙事詩)

(承前)cf. http://d.hatena.ne.jp/clinamen/20041101#p1 月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也 ――『おくのほそ道』 いま松尾スズキがいいこといった!(違 今日のことを今日のうちに書いておきたいという、ただそれだけの理由で、とりあえずかたち…

今日(叙事詩)

(すみません、いま書いてます。2日の朝にはできてると思います。しかしなにも徹夜して書こうというのではありません。今日のことを今日のうちに書いておきたいという、ただそれだけの理由で、とりあえずかたちだけでも投稿しておくということです。)※なに…

マ三態

マ姫御幼少の砌の貴重な御写真。

hello, how low?

いやな夢ばかりみている。たとえば今朝みた夢のなかで――いまとなってはよく思い出せないのだが――まだ記憶に残っている断片を拾いあげてみると――、 追いかけられるだれかが追いかけてくる。走って逃げようとするのだが、例によって太ももがあがらない。身体の…

きみのことならすべてお見通しだ(読心術により)

近所の書店で会計をしているとき、レジ横に積まれている本に目がとまった。 『スナップ・ジャッジメント――瞬間読心術』 フム。相手の心を読むのだな。しかも瞬間的に。 本の帯には右のような画像が……。思わずレジの人の顔を見つめてしまった(失礼)。とくに…

あれこれ

これ あれか、これか あれもこれも あれでもなく、これでもなくところで4は可能なのか?(※Yくんと車中で)

チェーンソー

※左:ユーホー。 ※中:忍び寄る当局の影。 ※右:女子高生チェーンソー。18時まで睡眠。起きだしてホラー映画を観賞。『テキサス・チェーンソー』、あの『悪魔のいけにえ』のリメイク版だ。 久しぶりのR・リー・アーメイとその姿勢。それにしても殺人一家の仲…

コシヒカリ

「日本を代表する文芸批評家」S氏のお宅をYくんとともに訪問。目的はIT環境構築サポート。10分で終わる。あとは談話、談話、そして談話(*)。 お土産に新潟産コシヒカリをいただいた。あいかわらずなにもしていないに等しいのだが……。 (*)「珈琲西武」に…

鎧と夢

※左:「中世の鎧」。 ※中:冷酒かい!ってくらいなみなみと注がれた「お冷や」。 ※右:トイレで見かけた「グラマー☆エンジェルス」。哲劇ミーティング。 新宿の「珈琲西武」で待ち合わせる。なぜこの喫茶店が好きなのかといえば、もちろん珈琲がうまいからで…

俺の空

いい天気。

4枚のカード

キング=「最強」 クイーン=キングの婢 ジャック=〈子ども〉 ジョーカー=ゲームから降りるゲーマー

初登場☆『週刊読書人』

『週刊読書人』2004年10月22日号 10月15日発売の『週刊読書人』(2004年10月22日号)の「ニュー・エイジ登場」というコーナーに登場します。計3回連載で、今号で最終回。 ◇『週刊読書人』 http://www.dokushojin.co.jp/ (連載=ニュー・エイジ登場246:山本…

ペ・ヤング(違 続報

ついに手を出してしまった。 なにって、 超大盛ペヤングやきそば に。思い出が走馬灯のように駆けめぐる午前3時。俺はどこへゆこうとしているのか ※マ印マヨネーズはもちろん「松田のマヨネーズ」。 ペヤング超大盛焼きそば - mixihttp://mixi.jp/view_commu…

袋小路論

『袋小路論――「ある種の知的な気分」の回路基板』 [来るべき書物] (or『かしこくなるとはどういうことか――「知ること」の袋小路』) 「ある種の知的な気分」(ライル) 「ある種の知的な気分」から「哲学」へ わたしたちはみな実践的哲学者である それどこ…

ジャック・デリダ氏、死去

仏の哲学者ジャック・デリダ氏、がんで死去(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20041009i513.htm

町民用

「町民用」ワインを飲んだ。(しかも「ローゼ」。)

ペ・ヤング(違

あまり知られていないことだが、わたくしは自他ともに認める急進的ペヤンギストである。今日、愛用のローソンに立ち寄り店内を巡回していたら、 超大盛ペヤングやきそば という文字を見つけて驚いた。そしてそのデカさに。さらにはカロリー表示に。1099kcal…

ふたつの種族

『ふたつの種族――レーヴィとフランクル』 [来るべき書物] 善意の人間とそうでない人間――フランクル 溺れるものと救われるもの――レーヴィプリーモ・レーヴィとヴィクトール・フランクルによる、ふたつの「ふたつの種族」論。 すなわちある人間が収容所の看視…

穴を掘る、穴を埋める

穴を掘る。スコップで土をかきだす。なぜ掘るのか。そこで躓いたからだ、ときみは言う。しかし、いくら掘っても、そこにはなにも見つからないだろう。そもそも、躓いたのは地面においてであり、地中においてではなかったわけなのだから。もちろん、あらゆる…