2003-01-01から1年間の記事一覧
伊勢田哲治『疑似科学と科学の哲学』名古屋大学出版会 『理戦 2003年冬号 特集・プラグマティズムを脱構築する』実践社 『理想 第669号 特集・プラグマティズムの現在』理想社
『グライド・イン・ブルー』(Electra Glide in Blue/アメリカ/ユナイト/1973) グライド・イン・ブルー [DVD]出版社/メーカー: キングレコード発売日: 2003/08/06メディア: DVD クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見る 一昨日、『グライド・イン・…
ケーブルテレビの「ファミリー劇場」で「太陽にほえろ!」を観た。それぞれ別の場所で待機していた2人の刑事(*1)がそこから飛び出してきた飲食店は、それぞれ「いんでぃら(*2)」そして「ムルギー(*3)」。当然どちらもカレー屋である。さらに、番組終了…
本日、「立川通告センター」に出頭し、「進路変更禁止違反」の反則金を郵便局でやっとのことで納めることができたのだが、もともとはただ金融機関で指定金額を振り込むというだけの、極めて容易であるはずの仕事を10日間というそれなりに長い期限内に収める…
責任と正義―リベラリズムの居場所作者: 北田暁大出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2003/10メディア: 単行本 クリック: 18回この商品を含むブログ (81件) を見る非常におもしろく読んでいる。
◆『絶滅の意味論』 [来るべき書物] 進化生物学における「絶滅」概念の検討を思い立ってから、かなりの年月が経過してしまった。そろそろまとめなければ。
★ロラン・シェママ、ベルナール・ヴァンデルメルシュ編『精神分析事典』小出浩之ほか訳、弘文堂★『早稲田文学 2004年1月号 世界の端で、妄想をさけべ』早稲田文学会
微熱、眩暈、喉痛。実に調子がわるい。
トマス・ネーゲル『コウモリであるとはどのようなことか』(永井均訳、勁草書房)の「訳者あとがき」における、「大人の哲学」と「子どもの哲学」の違いについての永井のコメントをときどき思い出す。なお、これは後に『〈子ども〉のための哲学』(講談社現…
自分にとっての「プラグマティズムの帰結」が気になりだしてずいぶん長い時間が経った。先日、リチャード・ローティ「トロツキーと野性の蘭」(『リベラル・ユートピアという希望』岩波書店)を読んで、彼がぼくよりはるかに(当たり前だが)遠くまで、とき…
加藤尚武編『ハイデガーの技術論』(理想社)を斜め読み。ハイデガーの語りに魅力を感じつつも、最後にはいつも退けてしまう理由は、その語りの形にある。みもふたもなく言ってしまえば、こういうことだ。「昔はあらゆるものが本来的なありかたをしていたの…
精神分析、とくにラカンの仕事が(違和感を覚えながらも)気になってしようがないのは、彼がこのことに照準を合わせているからだ。
今日も意味なく本を買い込んでしまった。
★『小林秀雄全作品13 歴史と文学』新潮社 ★『小林秀雄全作品14 無常という事』新潮社 ★高橋徹『意味の歴史社会学』世界思想社 ★千葉俊二+坪内祐三編『日本近代文学評論選』岩波文庫 ★堀田喜衛『方丈記私記』ちくま文庫 ★川本隆史『現代倫理学の冒険――社会理…
炎症部分を狙い撃ち 薬を運ぶナノ粒子開発病気で炎症を起こしている部位に薬を効率的に運ぶドラッグデリバリーシステムとして利用できるナノ粒子の作製に世界で初めて成功したと、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)と大阪大の研究グループが13日、発表…
「量子コンピュータ」に大きな一歩――NECと理化学研NECと理化学研究所は、結合した2つの固体素子で構成される量子コンピュータにおいて、世界ではじめて「量子絡み合い」を実現することに成功した。英国科学雑誌「Nature」2月20日号で発表した。(ZDNN) ヒト…
<ヒトクローン>禁止条約の議論を2年間先延ばし 国連で採択国連総会第6委員会(法律委員会)は6日、ヒトクローン禁止国際条約に関する議論を2年間先延ばしする決議案を賛成80カ国、反対79カ国の1票差で採択した。国連では、治療目的を含めたヒト胚…
「問題にたいする態度」とでもいうようなことをめぐって自問することがある。どんな問題でも、ある観点からしたら適切な立てられかたをしておらず、そこからしたらあっさりと相対化できる。実際、自分が採用した観点の十八番であるマジック・ワードを用いれ…
全国数十万の才能のない野球少年のひとりであったころ。当時は「大リーグ」のプレーをじっくりと観られる機会などめったになかったのだが、それでも大リーガーたちが天然芝のグラウンドで繰り広げるプレーは少年の脳裏に強烈な印象を残した。なかでも鮮烈な…
インフルエンザで倒れ一週間を棒に振ってしまった。眠れないまま布団の中で唸っているのもなかなかつらい。こうしてはいられない。苦しみながらもなにか本を読もうと手にとったのが、(哲劇では)おなじみのエピクテトス『人生談義』(岩波文庫)。すると、…
八雲出とのミーティングのために単車で出かけた。ミーティングと言っても実際は法螺の吹きあいや四方山話をするに過ぎないのだが、これは哲劇のもっとも重要な活動だ。道の途中で給油をしようとスタンドに立ち寄ったところ、店員から「何か漏れていますよ」…
複数の会社を渡り歩いてみると、(当然のことながら)管理と訓練の様態や程度もそれぞれ違っておもしろい。経験したなかで、いちばん「なっていない」会社は、こんな風だった。管理する側(経営者、管理職)は立場上、会社の業績や経済の動向などを引き合い…