哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2014私の3冊

拙著『理不尽な進化──遺伝子と運のあいだ』(朝日出版社)を刊行したのは10月25日のことでした。それから2か月。こんなに短期間のうちに、こんなに沢山の評をいただいたこと、評者のみなさまに感謝いたします(もちろん来年もお待ちしております)。頂戴した…

絓秀実さん(Twitter)、石川義正さん(私信)

拙著『理不尽な進化』について、文芸批評家の石川義正氏より頂戴した批評=批判です。先月11月10日にいただいた私信ですが、ご本人より掲載を快諾いただいたので、ここに全文をご紹介します。私が書かなかった(/書けなかった)ことをも視野に入れたうえで…

長野敬さん(東京新聞)

同じく12月28日付の東京新聞「2014私の3冊」にて、生物学者の長野敬さんが『理不尽な進化──遺伝子と運のあいだ』を挙げてくださいました。ありがとうございます。長野氏には、とくにその厖大な訳書群によって、個人的に多大な学恩をこうむっています。フォン…

柄谷行人さん(朝日新聞)

2014年12月28日付の朝日新聞「書評委員が選ぶ今年の3点」にて、あの柄谷行人さんが『理不尽な進化──遺伝子と運のあいだ』を挙げてくださいました。ありがとうございます。なお、ほかの2冊は『民主政治はなぜ「大統領制化」するのか』(ミネルヴァ書房)と『…

菊池誠さん(Twitter)

物理学者の菊池誠さんから、拙著『理不尽な進化──遺伝子と運のあいだ』についてのコメントを頂戴しました。吉川浩満「理不尽な進化」を読了。大部ながら読みやすかった。タイトルからは想像がつかない結末へといたる力作。進化論が本来持つ二面性を論じた「…

横山輝雄さん(週刊読書人)

書評紙『週刊読書人』2014年回顧特集「科学技術」の項にて、拙著『理不尽な進化──遺伝子と運のあいだ』がとりあげられました。ありがとうございます。 横山輝雄「2014年回顧 動向収穫:科学技術」、『週刊読書人』2014年12月19日号、p.8 あえて専門家ではな…

『理不尽な進化』反響一覧

吉川浩満『理不尽な進化――遺伝子と運のあいだ』朝日出版社 理不尽な進化: 遺伝子と運のあいだ作者: 吉川浩満出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2014/10/25メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (65件) を見る 2014年10月25日に刊行した拙…

島田雅彦さん(朝日新聞)

数日前にブック・アサヒ・コム「次回の読書面」にて拙著『理不尽な進化──遺伝子と運のあいだ』の登場が予告され、ワクドキ(ガクブル)でお待ちしていたのですが、評者はなんと、あの島田雅彦さんでした。ありがとうございます! 島田雅彦・評「絶滅と繁栄 …

池澤夏樹さん「私の読書日記」(週刊文春)

本日発売の『週刊文春』(12月25日号)は要チェック。 池澤夏樹・私の読書日記「進化論の見取り図、亡命ロシア料理」、『週刊文春』12月25日号、pp.124-125. 週刊文春 2014年 12/25号 [雑誌]出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2014/12/17メディア: 雑誌この…

2014この3冊:池澤夏樹さん(毎日新聞)

12月14日付の毎日新聞「2014この3冊」にて、作家の池澤夏樹さんが拙著『理不尽な進化──遺伝子と運のあいだ』(朝日出版社)を挙げてくださいました。ありがとうございます! 絲山秋子『離陸』文藝春秋 フリオ・コルタサル『八面体』水声社 吉川浩満『理不尽…

加藤典洋さん(共同通信)

加藤典洋さんによる『理不尽な進化』書評が各地の地方新聞に掲載されはじめました。共同通信配信で、いまのところ山梨日日新聞、中国新聞での掲載を確認しています。ちなみに、書評本文は同一ですが、見出しは各紙によって異なります(画像参照)。たとえば…

山本貴光『文体の科学』新潮社

文筆業(と哲学の劇場*)の相棒・山本貴光くんが新著『文体の科学』を刊行しました。みなさまにもこの労作を推薦します。*ウェブサイト「哲学の劇場」は現在停止中ですが、ドメインはちゃんとお金を払って維持しています。近いうちに再開予定。近いうちに………