哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ボブ・ディラン自伝

少し前ですが。 ボブ・ディラン『ボブ・ディラン自伝』菅野ヘッケル訳、ソフトバンクパブリッシング、2005 ボブ・ディラン自伝作者: ボブ・ディラン,菅野ヘッケル出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2005/07/16メディア: 単行本購入: 2人 …

飲み&71年組

SBPのK林さん主催の飲み会。いやー楽しかった。K林さんありがとうございました。それにしてもだ。若いK林さんは別として、わたくしを除いてみんな1971年生まれ。また「71年組」だよ。72年の早生まれ(3月)であるわたくしは「71年組」の言葉を聞くたびに疎外…

いまごろ気がつくのはさておき

『小説トリッパー』秋季号の特集は「気がつけば韓流」。白眉は岩井志麻子氏のエッセイ。 岩井志麻子「時代がやっと私に追いついた」、『小説トリッパー』特集*気がつけば韓流、2005年秋季号、朝日新聞社 小説 TRIPPER (トリッパー) 2005年 秋季号出版社/メ…

Public Enemy No.1

実家の書棚で見つけたパブリック・エナミーのベスト盤。大学生のころに聴いていたものだ。聴かなくなったので実家への流刑措置が採用されたのだろう(よく覚えていない)。懐かしくなって東京に持ち帰ってしまった。 Public Enemy, Singles n' Remixes 1987-…

「仕事の一覧」更新

左サイドバーにある「仕事の一覧」を更新しました。◇哲劇メモ > 仕事の一覧http://d.hatena.ne.jp/clinamen/00000000また、おしらせが遅くなりましたが、ソフトバンクパブリッシング第2編集部が発行するメールマガジン『週刊ビジスタニュース』に下記の記事…

東京Tシャツ部オフ会 in 東京

友人のクラゲ氏が主宰する東京Tシャツ部(*)――Tシャツ好きによる、Tシャツ好きのための、Tシャツについてのサイト――のイベントをご紹介。 (*)部員数はもうすぐ800人になる。部員No.10というのが、わたしの数少ない自慢のひとつ。 「東京Tシャツ部オフ会 in…

デザイン変更など

デザイン変更 拙ブログのデザインについて、前々から気になっていたのが下記の3点でした(ほかにも細かいことはいろいろありますが、おもに以下の3つ)。 中央カラム(本文)の幅が狭くて読みづらい 全体にゴチャゴチャしていて見づらい 印刷時の見てくれが…

Indian Prince 350

静岡にあるハンドメイドシルバーアクセサリーのお店「プラテロ」の店主はインディアン乗り。現在、期間限定でIndian Prince 350の走行ムービーを公開中。「インディアン」とは、1901年創業のアメリカ最古のオートバイメーカー(ちなみにハーレーダビッドソン…

第3回――内田魯庵

※「明治賢人研究会」は、武蔵野人文資源研究所の公式分科会です。あいかわらず内田魯庵「銀座と築地の憶出」。今日は5頁進んだ。 内田魯庵「銀座と築地の憶出」、『魯庵の明治』山口昌男、坪内祐三編、講談社文芸文庫、1997 魯庵の明治 (講談社文芸文庫)作者…

私の体を通り過ぎていったコンピュータたち(2)――ノートPCケース篇

ふだん外出時にはPDAのsigmarion IIIを持ち歩いている。なによりもコンパクトで起動が速い(重さは薄い単行本一冊分くらい。起動は約1秒)のが気に入っていて重宝している(ちなみに拙著『心脳問題――「脳の世紀」を生き抜く』の原稿もほとんどこれで書いた)…

仕事再開

今日からようやく通常の生活に戻る(はず)。この10日間ほとんど仕事ができなかったが、今日から原稿原稿原稿(©実篤84歳・改)。滞り気味のメールへの返事も書かなければ。

愛しのチロ

今日の愛猫チロ。 恥ずかしがり屋である。【関連記事】哲劇メモ > [チロ]http://d.hatena.ne.jp/clinamen/searchdiary?word=%2a%5b%a5%c1%a5%ed%5d

『レフト・アローン』@米子

『レフト・アローン』(+トークショー+交流会)@米子コンベンションセンター(2005年9月10日)http://www.leftalone.biz/koukai.html【トークゲスト】武田信明(島根大学教授)+絓秀実【会場】米子コンベンションセンター(ビッグシップ)小ホール【主催…

二輪車にエアバッグ

いまや軽自動車にも搭載されているエアバッグシステム。単車用がついに出た... 最初にやるとしたらBMWかホンダだろう思っていたけれども、ホンダ・ゴールドウィング(米国仕様)が先陣を切った。 ホンダ、二輪車用のエアバッグシステムを開発http://plusd.it…

ひとりソ連

※「ソ連」とは「ソバ好き連」のこと。→詳細 杉浦日向子氏の遺志を(勝手に)継ぎ、ソバ屋で憩う。今日は「出雲そば」のお店で「天ざる」を注文。このお店の「天」は一風変わっている。天ざるの「天」としてふだんよく見かけるのは、エビ、ナス、アジ、カボチ…

『抵抗』@岡山

諸事情により本を一頁も読ま(め)ない日々。書き物の仕事もまったくはかどらない。ブログも(ご覧のとおり)スカスカである。さて、アクシデント(大型で強い台風14号)により急遽停泊した岡山にて『精神分析への抵抗』を発見・購入(@丸善)。新刊書店に…

ビラビラ

約十年ぶりのビラ撒き。前回は某特殊版元勤務時代。日本橋丸善前にて、下記作品の刊行記念イベントのため拡声器を手にチラシをバラ撒いた。著者は「コロムビア・トップライト」のコロムビア・ライトさん。コロムビア・ライトの生きてりゃこそ作者: コロムビ…

本は読むわよ、途中までだけど

久々の名言ではなかろうか。 本は読むわよ、途中までだけど=ベッカム夫人http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050906-00000202-jij-entサッカーのイングランド代表主将デービッド・ベッカム選手の妻で、「これまで1度も本を読んだことがない」と報じられた…

はてな、4億PV/月

はてな、8月の総PVが4億を突破http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050906-00000009-inet-sci株式会社はてな は2005年9月5日、同社が運営する各サービスにおける8月の総PVが初めて4億を突破し、4億1,500万PV、総ユーザー数29万1,000人を達成した、と発表し…

All we ask is that you never finish a book in one sitting.

今日の逸品。ドッグ・ブックマーク。(ベロの色と出方がとてもいい。とてもよく似ている。) 【関連記事】◇哲劇メモ > [マ]http://d.hatena.ne.jp/clinamen/searchdiary?word=%2a%5b%a5%de%5d

ゲノム、2%→70%

生命に役立つ機能、ゲノムの7割も…定説は2%http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20050902i201.htmDNA(デオキシリボ核酸)の二重らせん構造で知られる生物の全遺伝情報(ゲノム)について、その大部分に隠れた機能が備わっていることを理化学研究所などの…

ポスト=ポスト=ジャケット・デザイン

数年ぶりに『スタジオ・ボイス』を買った。 『STUDIO VOICE』特集*ポスト=ジャケット・デザイン――CD消滅前の最終ジャケット・デザイン大全!、2005年9月号(VOL.357)、INFASパブリケーションズhttp://www.infaspub.co.jp/studio-voice/sv.html CDジャケが…

今世紀、最初で最(以下略

買ってしまいました。ストーンズ、8年ぶりのニューアルバム。 The Rolling Stones, A Bigger Bang, Virgin, 2005 A Bigger Bangアーティスト: The Rolling Stones出版社/メーカー: Virgin発売日: 2005/09/06メディア: CD クリック: 2回この商品を含むブログ …

マ綿のハンカチーフ

今日雑貨屋で見つけた逸品。 白糸で縫いつけられた文字のような落書きのような意匠は、つまるところ「Martina」の「M」だ(ということに勝手にしておく)。◇OLIVEdesOLIVE(オリーブデオリーブ)http://www.olivedesolive.tv/

私はもうこれ以上の*は書かない。

※タイトルの「*」はワイルドカードの「*」です。『朝日新聞』の広告をボーッと眺めていたところ思わず瞠目。 私はもうこれ以上の信長は書かない。 作者の津本陽氏のお言葉。宣伝文には、「名著『下天は夢か』から十六年。ついに明かされる信長、最後の野望…

再登場☆『図書新聞』

約一年ぶりの『図書新聞』登場。 山本貴光+吉川浩満「カトリーヌ・マラブー『わたしたちの脳をどうするか――ニューロサイエンスとグローバル資本主義』書評」、『図書新聞』第2741号(2005年9月10日号)、図書新聞 『図書新聞』に、カトリーヌ・マラブー『わ…

火炎瓶からろうそくへ

玄武岩「継続する市民革命――玄武岩氏に聞く『韓国のデジタル・デモクラシー』」、『図書新聞』第2740号(2005年9月3日号)、図書新聞 副題は「「火炎瓶からろうそくへ」と変化する韓国民主化闘争の現在」。『韓国のデジタル・デモクラシー』を上梓したばかり…

茶話

話し出すと止まらない。それが茶話。読み出すと止まらない。それが『茶話』。 薄田泣菫『茶話』岩波文庫 茶話 (岩波文庫)作者: 薄田泣菫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1998/07/16メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (13件) を見…