哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ドリュ・ラ・ロシェルのダイアリー

ピエール・ドリュウ・ラ・ロシェル『ドリュウ・ラ・ロシェル日記――1939-1945』有田英也訳、メタローグ、1994 ドリュウ・ラ・ロシェル―日記1939‐1945作者: ピエール・ドリュウラ・ロシェル,Pierre Drieu La Rochelle,有田英也出版社/メーカー: メタローグ発売…

ウィトゲンシュタインのダイアリー

ルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン『ウィトゲンシュタイン 哲学宗教日記――1930-1932/1936-1937』イルゼ・ゾマヴィラ編、鬼界彰夫訳、講談社、2005 ウィトゲンシュタイン 哲学宗教日記作者: ル-トヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン,イルゼ・ゾマヴィラ,鬼界…

ルーマン『社会の社会』

Niklas Luhmann, Die Gesellschaft der Gesellschaft, Suhrkamp, 1997ニクラス・ルーマン『社会の社会』ズールカンプ、1997http://www.amazon.de/exec/obidos/ASIN/3518289608/ 第1章第10節「世界社会」前半。 わけがわからずさらに気を落とす 全体社会、世…

いちにちじゅう

調子がわるく、一日中寝ていた(*)。予定も仕事もすべてパー。なんにもできない。 (*)ほんとに一日中=24時間。

タワレコ1460円シリーズ――レゲエ/ラヴァーズ

初期パンク10枚組ボックス(http://d.hatena.ne.jp/clinamen/20051030/p3)、ロックンロール10枚組ボックス(http://d.hatena.ne.jp/clinamen/20051109/p3)と購入してきたタワレコ・レジ横の「1460円シリーズ」(と勝手に命名)だが、今日はレゲエ編(こち…

格差、どうしようか

立岩真也「どうしようか、について」、『グラフィケーション』no.141(通巻330号)、富士ゼロックス特集*いま、公正を問うhttp://www.fujixerox.co.jp/company/fxbooks/graphication/ 「なってしまっている」から「どうしようか」へと論をすすめる。◇arsvi.…

今日の茶柱的

ムール貝の中に(不運な)ミニ蟹。

Welcome To The Working Week

朝。これから一週間が勝負。いろんな仕事を片づけねばならん。うまく乗り越えられるだろうか...(いきなり弱気 *-*エルヴィス・コステロのデビュー盤を聴いて気合いを入れよう。 Elvis Costello, My Aim Is True, 1977 My Aim Is True (Bonus CD)アーティス…

キャヴェルを待ちながら

先日Caiman Americaに注文したスタンリー・キャヴェルの新刊。 Stanley Cavell, Philosophy The Day After Tomorrow, Belknap Press, 2005 Philosophy the Day after Tomorrow作者: Stanley Cavell出版社/メーカー: Belknap Press発売日: 2005/04/30メディア…

生存確率を上げるサバイバル術?

雑誌『ポピュラーサイエンス日本版』12月号の特集は、「1%でも生存確率を上げるサバイバル術」。 『ポピュラーサイエンス日本版』2005年12月号、トランスワールドジャパン総特集*地震・台風・津波・テロ――1%でも生存確率を上げるサバイバル術POPULAR scie…

ジョジョーカ・チェブラーシュカ

※タイトルはイメージです。朝からひきこもってサール翻訳の仕事。 *-*日ごろ使っているTSUTAYAとGEOがともに半額レンタルキャンペーン中。半額なのをいいことに、ふだん借りないようなCDをたくさん借りてきた。そのうちのひとつ。 『叙情歌100』東芝EMI、200…

今年の収穫――マみかん

※「マ」とは、愛犬マルティナ(→写真)の通称。毎年楽しみにしている「マみかん」。ついにその季節がやってきた。昨年はどこを探しても(@近所)見つからなかったが、今年は案外あっさりと再会。うれしい。マみかんとはなにか?以下、『パワーズ・オブ・テ…

24インチワイド液晶ディスプレイ

数日前ひそかに(ってべつにだれにも報告する義理はないのだが)横長24インチ液晶ディスプレイを導入。これまで愛用してきたEIZO(ナナオ)ディスプレイを某日本を代表する文芸批評家S氏にお譲りする予定(もちろんロハではない)で、この機に乗じて自分のを…

マ十二単(*)

(*)平安時代以降行われた女房装束に対する後世の俗称。袿(うちき)を一二枚重ねて着たことによるという。(『大辞林』三省堂)今日のマ姫。【関連記事】◇哲劇メモ > [マ] - 愛犬マルティナ。雑種の黒犬よろしくhttp://d.hatena.ne.jp/clinamen/searchdiar…

第7回――内田魯庵

※「明治賢人研究会」は、武蔵野人文資源研究所の公式分科会です。 内田魯庵「下谷広小路」、『魯庵の明治』山口昌男、坪内祐三編、講談社文芸文庫、1997 魯庵の明治 (講談社文芸文庫)作者: 内田魯庵,坪内祐三出版社/メーカー: 講談社発売日: 1997/05/09メデ…

fookoh

連日の友人ライヴ。 fookoh@下北沢 屋根裏 久しぶりにfookohを観る(1年ぶりくらいか?)。前に観たときより、バンド全体の音もよくなってた(というかちゃんとfookohになってた)し、ゴーバルの歌もうまくなっていた(とくになにもしてないらしいが)、と…

アルノルト・ゲーレンの哲学的人間学

とりあえず邦訳文献を。ルーマンの理解にも役立つかも。 アルノルト・ゲーレン『人間――その本性および自然界における位置』平野具男訳、法政大学出版局、1985 人間―その本性および自然界における位置 (叢書・ウニベルシタス)作者: アルノルトゲーレン,Arnold…

久々のばったり

電車内でルーマン読書会のakhrさんとばったり遭遇。【関連記事】◇哲劇メモ > [ばったり] - ばったりアクセスログhttp://d.hatena.ne.jp/clinamen/searchdiary?word=%2a%5b%a4%d0%a4%c3%a4%bf%a4%ea%5d

クラブ・アルゼンチン

クラブ・アルゼンチン@新中野 弁天 [live] 元会社同僚が初めてライヴハウスで歌うというので出かけてくる。初めてとは思えないステージに感心。MCも彼女のふだんのしゃべりそのまんまでよかった。あとは慣れるだけで表情も歌もMCもずっとよくなるだろう(偉…

電撃マ王

雑誌『電撃「マ)王』の創刊(10月27日)によって世界のマ王界に衝撃いや電撃が走ったのは記憶に新しいところ。出版元はもちろんメディアワークス。「電撃が贈る最強のエンタテインメント誌」と謳われている。 メディアワークスが、その知識と経験を総動員し…

水声通信 No.1

水声社が(書肆風の薔薇時代から数えると)ほんとうに久しぶりにつくった雑誌『水声通信』の創刊号は、いきなり荒川修作特集。 『水声通信』2005年11月号、水声社特集*荒川修作の《死に抗う建築》 水声通信〈no.1(2005年11月号)〉特集 荒川修作の“死に抗う…

場所をあけろ!――光ファイバー機器交換

今朝はNTTの光ファイバー機器交換のお兄さんに起こされた。そういえば今日の午前中に決めてたんだっけ。今回の交換はNTT側からの要請によるもので、「光電話」に対応するためだとか。大急ぎで機器周辺のガラクタを片づける。というか別の場所に移動する。ガ…

↑THE HIGH-LOWS↓

ザ・ハイロウズが活動休止を発表http://www.bounce.com/news/daily.php?C=6594ザ・ハイロウズが活動休止を発表した。ファンクラブの会員宛に届けられたDMにて明らかにされたもので、詳細等は発表されていない。作品としては元旦にリリースされるベスト・アル…

『ドイツロマン主義とナチズム』

版元品切中のプレスナー本、古書店にてようやく入手。お安くしていただきありがとうございました。>古書店さま ヘルムート・プレスナー『ドイツロマン主義とナチズム――遅れてきた国民』松本道介訳、講談社学術文庫、1995 ドイツロマン主義とナチズム―遅れて…

ナノカー?

ちと古いニュースで恐縮ですが。 世界最小の「ナノカー」――米ライス大学が開発http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051024-00000007-cnet-sci米ライス大学の研究者らが、究極のハイテクカーを開発した。比較的少ない数の炭素原子でできたこの車両は、硬い金…

マ散歩

※「マ」とは、愛犬マルティナ(→写真)の通称。近所をひとまわり。むっ!?ネか?ネだ! ※「ネ」とは、マルティナ語で「ネコ」の意。食肉目ネコ科の哺乳類。体はしなやかで、足裏に肉球があり、爪を鞘に収めることができる。口のまわりや目の上に長いひげがあ…

±0 AOYAMA

プロダクトデザイナー深澤直人氏のプロジェクト「±0」。青山のショップに出かけてきた。 ±0 AOYAMAhttp://www.plusminuszero.jp/aoyama/ 深澤氏の手になるプロダクトを観たり触ったり買ったりできるだけでなく、氏が敬愛するデザイナーによるものなども展示…

Mojo Presents: The Roots of Hendrix

先の『MOJO』の付録CD『THE ROOTS OF JIMI HENDRIX』、収録曲は下記のとおり。ハウリン・ウルフからB・B・キングにマディ・ウォーターズ、そしてもちろんリトル・リチャードと、名曲ぞろいなのは当然か。 Killing Floor - Howlin' Wolf Born Under A Bad Sig…

MOJO

イギリスの音楽雑誌『MOJO』のメイン特集はジミ・ヘンドリックス。表紙も当然ジミ・ヘンドリックス。 MOJO, December 2005, Emaphttp://www.mojo4music.com/ 下記の記事たちを目当てに購入@タワレコ。 ジミヘン特集 付録CD『THE ROOTS OF JIMI HENDRIX』(1…

ロケンロー10枚組ボックス

今月のタワレコ巡回報告。先日、怒濤の初期パンク10枚組ボックスセット(税込1460円)を紹介したばかりだが(http://d.hatena.ne.jp/clinamen/20051030/p3)、こんどはそのまんま「Rock 'n' Roll」というタイトルの、これまた怒濤の10枚組ボックスセット(税…