哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

◆永井均@慶應義塾大学 〈私〉と〈今〉。分裂の思考実験。ライプニッツ原理とカント原理。独在性原理/統覚原理/人格同一性原理。◆ウイルス、スパムメール 激化の一途。

想像と思考

このことをはっきりさせるために、私はまず第一に、想像のはたらきと純粋な悟性のはたらきとの間にある相違を検討することにする。たとえば、私が三角形を想像するとき、私はそれが三つの線によって囲まれた図形であることを理解するばかりでなく、同時にま…

☆大杉重男『アンチ漱石――固有名批判』講談社 →amazon.co.jp☆ジョン・グレイ『自由主義論』山本貴之訳、ミネルヴァ書房 →amazon.co.jp☆カント『判断力批判(上・下)』宇都宮芳明訳、以文社

◆「とってはばなし」 先生――(中略)でも、哲学をするなら、まず最初に、教え込まれてきた「とってはばなし」を撥ね返さなきゃだめさ。「とっては」成立以前の「端的に」の観点に立って、意図的にそこに固執して、そこから「とっては」性の構造を観察できる…

◆マ散歩 野川まで小一時間(成城コース)。

☆John Rawls, Lectures on the History of Moral Philosophy, Harvard University Press →amazon.co.jp◆永井均『転校生とブラックジャック――独在性をめぐるセミナー』岩波書店 →amazon.co.jp ・第4章「なぜぼくは存在するのか――Eのレポート」

来るべき書物3冊

◆『哲学の劇場――法廷から演劇へ』 [来るべき書物] ◆『趣味の起源――判断力批判』 [来るべき書物] ◆『男性問題――オヤジから遠く離れて』 [来るべき書物] via 哲劇ミーティング

◆哲学の劇場 ミーティング@新宿。サイトリビルド、研究計画など。

☆上野千鶴子『差異の政治学』岩波書店 →amazon.co.jp

◆妻誕 魚介類@なみはな

☆中井久夫『徴候・記憶・外傷』みすず書房 →amazon.co.jp☆草薙厚子『少年A 矯正2500日全記録』文藝春秋 →amazon.co.jp◆フィリップ・ゴーレイヴィッチ『ジェノサイドの丘――ルワンダ虐殺の隠された真実(上・下)』柳下毅一郎訳、WAVE出版 →amazon.co.jp

◆日曜大工(on 平日) 適当な図面を引く。

「哲学の劇場」更新

戸田山和久氏の肖像を作成。その際『リーディングス 数学の哲学――ゲーデル以後』(勁草書房)の現物が見当たらず探索断念。

◆小林秀雄「様々なる意匠」、『小林秀雄全作品1』新潮社 →amazon.co.jp

サン=テグジュペリのゆくえ

AFP通信によると、フランス文化省は7日、同国の潜水調査チームが、「星の王子さま」の作者で、パイロットとしても知られるアントワーヌ・ド・サンテグジュペリ(1900―1944年)が、第2次大戦中に搭乗していて行方不明になった飛行機の残がいを、…

◆飲み会元上司&元部下と新宿で。しかも違う会社の。愉快痛快であった。

◆マ散歩野川まで小一時間。むしろ暑い。

☆『スーパー・ニッポニカ Professional for Windows』小学館 届いた届いた(本じゃないけど)。

六本木

「クサマトリックス:草間彌生展」@森美術館 「六本木クロッシング:日本美術の新しい展望2004」@森美術館

「哲学の劇場」更新

北田暁大氏の肖像を作成(掲載情報はまだ少ないけれども)。

◆本 装丁案を眺める。

◆マ散歩 野川公園まで遠出。

☆日本数理社会学会監修『社会を〈モデル〉でみる――数理社会学への招待』勁草書房 はたしてちゃんと読めるのか疑問なしとしないけれども……というかちゃんと入門できず_| ̄|○になりそうだけれども……contractioさんのコメント(id:contractio:20040329#p2)に…

◆思想の錯覚、「答えがない」の錯覚 「思想」の側も錯覚しているし、「思想を必要とする人」も錯覚しているが、「近代の思想」というものはない。あるのは、「前近代に生まれた、近代を用意する思想」だけである。「思想に考えてもらう」が終われば「近代」…

(以下)

◆テスト環境「哲学の劇場」リビルドのために、遊んでいたPCでテスト環境をつくってみた(linux/winxp/apache/mysql/php)。のだが、お決まりの文字コードの壁を乗り越えられず。とりあえず寝ることにする。

☆Daniel C. Dennett, Freedom Evolves, Penguin☆Thomas Nagel, Possibility of Altruism, Princeton University Press☆Richard Dawkins, A Devil's Chaplain: Reflections on Hope, Lies, Science and Love, Houghton Mifflin

★橋本治『いま私たちが考えるべきこと』新潮社☆アマルティア・セン『自由と経済開発』石塚雅彦訳、日本経済新聞社☆ジェリー・フォーダー、アーネスト・ルポア『意味の全体論――ホーリズム、そのお買い物ガイド』柴田正良訳、産業図書☆アンソニー・ギデンズ『…

北田暁大

北田暁大『責任と正義――リベラリズムの居場所』読書会

◆アラン・バディウ『哲学宣言』黒田昭信、遠藤健太訳、藤原書店 「アラン・バディウ、自身を語る」◆小泉義之『兵士デカルト』勁草書房 第1章「戦争とデカルト」◆北田暁大『責任と正義――リベラリズムの居場所』勁草書房 「なぜ今、リベラリズムなのか――まえが…