哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

閉じ込められる恐怖☆hontoブックツリー

hontoブックツリー企画、第二弾。

  • honto > ブックツリー > 吉川浩満「閉じ込められること、その恐怖との闘い!」

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初回はこちら。

  • honto > ブックツリー > 吉川浩満「生き物に歴史あり。波乱の40億年の歴史を追う!」

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ブックツリーとは:

本の専門家が独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの”関心・興味”や”読んでなりたい気分”に沿ってご紹介。
あなたにオススメのブックツリーは、ログイン後、hontoトップに表示されます。
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書評連載#15☆KOKKO

雑誌『KOKKO』での書評連載、第15回目。次回もフィクションかも。

KOKKO 第19号

KOKKO 第19号

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バックナンバー。

  1. カフカ『ポケットマスターピース01 カフカ』
  2. アンソニー・B・アトキンソン『21世紀の不平等』
  3. スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ『チェルノブイリの祈り──未来の物語』
  4. 浅野智彦『「若者」とは誰か――アイデンティティの30年 増補新版』
  5. ジョセフ・ヒース『啓蒙思想2.0――政治・経済・生活を正気に戻すために』
  6. マレー・シャナハン『シンギュラリティ――人工知能から超知能へ』
  7. ジョシュア・グリーン『モラル・トライブズ──共存の道徳哲学へ』(上・下)
  8. 吉良智子『女性画家たちの戦争』
  9. アトゥール・ガワンデ『死すべき定め――死にゆく人に何ができるか』
  10. 高史明『レイシズムを解剖する――在日コリアンへの偏見とインターネット』
  11. 今泉忠明監修『おもしろい! 進化のふしぎ――ざんねんないきもの事典』
  12. ピエール・バイヤール『読んでいない本について堂々と語る方法』
  13. ジャック・ランシエール『無知な教師』
  14. ジョナサン・ハイト『社会はなぜ左と右にわかれるのか——対立を超えるための道徳心理学』

逃げるは恥だが役に立つ(9)<完> (KC KISS)

逃げるは恥だが役に立つ(9)<完> (KC KISS)

堀之内出版 - 公式ウェブサイト

人生がときめく知の技法#02☆webちくま

人生がときめく知の技法をエピクテトス先生から教わるウェブ連載。山本貴光くん id:yakumoizuru との共著。

  • 山本貴光、吉川浩満「人生がときめく知の技法――賢人エピクテトスに学ぶ人生哲学」、第2回「悩みの総合カタログ、それが『人生談義』」、webちくま、2017/2/24

www.webchikuma.jp

隔週更新の予定。お楽しみに。

www.webchikuma.jp

バックナンバー

第1回 元祖・自己啓発哲学者、エピクテトスって?|人生がときめく知の技法|webちくま

人生談義〈上〉 (岩波文庫)

人生談義〈上〉 (岩波文庫)

人生談義〈下〉 (岩波文庫)

人生談義〈下〉 (岩波文庫)

世界の名著 (14) キケロ エピクテトス マルクス・アウレリウス (中公バックス)

世界の名著 (14) キケロ エピクテトス マルクス・アウレリウス (中公バックス)

幸福論 (第1部) (岩波文庫)

幸福論 (第1部) (岩波文庫)

美しいセオリー☆現代思想

雑誌『現代思想』の臨時増刊号に寄稿しました。

  • 吉川浩満「功利主義」、『現代思想 2017年3月臨時増刊号 総特集=知のトップランナー50人の美しいセオリー』青土社、2017/2

現代思想 2017年3月臨時増刊号 総特集◎知のトップランナー50人の美しいセオリー

現代思想 2017年3月臨時増刊号 総特集◎知のトップランナー50人の美しいセオリー

  • 作者: 養老孟司,茂木健一郎,池田清彦,長谷川眞理子,渡辺政隆,長沼毅,山極寿一,佐藤文隆,黒川信重,円城塔,大澤真幸,小泉武夫,吉村作治
  • 出版社/メーカー: 青土社
  • 発売日: 2017/02/14
  • メディア: ムック
  • この商品を含むブログを見る

腕に覚えのある人は特集タイトルを見て反射的にいろいろと物申したくなるでしょうが、元ネタとなったジョン・ブロックマンのEdge.org企画がすばらしい書物に結実したのを見れば、これの日本版をつくってみようという編集部の気持ちも理解できます。ちなみに、お題そのものについてメタ的に考察する=物申す記事もちゃんとチラホラ混ざっています(それでよい)。

中身はこれから。興味を惹かれたものから順にコツコツと拾い読みしていこうと思います。

知のトップランナー149人の美しいセオリー

知のトップランナー149人の美しいセオリー

  • 作者: リチャード・ドーキンス,スティーブン・ピンカー,V・S・ラマチャンドラン,スチュアート・ブランド,ブライアン・イーノ,ティム・オライリー,ナシーム・ニコラス・タレブ,ジャレド・ダイアモンド,ジョン・ブロックマン,長谷川眞理子
  • 出版社/メーカー: 青土社
  • 発売日: 2014/11/21
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログ (3件) を見る

なお、青土社ウェブサイトには本号の執筆者・記事名の一覧が掲載されています。

http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3013

養老孟司 面白さは多様性に宿る
茂木健一郎 美しいセオリーはない。
塚田稔 脳の美しい記憶ダイナミックス 神経回路網の分割とダイナミックス


池田清彦 美しい理論と現象整合性
長谷川眞理子 ダーウィンの淘汰による進化の理論
渡辺政隆 聖女のお告げ
倉谷滋 銀河英雄自然選択伝説 科学的に美しいセオリーとは何か?
長沼毅 どんなものでも、どこにでも
郡司ペギオ幸夫 生命理論の存在様式 トマス・ブラウンの壺葬論
岡ノ谷一夫 ハンディキャップの原理


山極寿一 美しいセオリーはときには危険な道を開く


松井孝典 自然定数の微調整
川上紳一 ミランコビッチ理論 地球科学におけるエレガントな理論


佐藤文隆 排他律というお呪い
佐藤勝彦 物理法則、相対性理論は美しい
池内了 慣性の法則 世界で最も美しい法則
細谷曉夫 アインシュタインの特殊相対性理論
松野孝一郎 見果てぬ夢としての古典論から量子論へ
池上高志 物理学の理論はアクロバティックである。


砂田利一 美しさは邂逅にあり
黒川信重 絶対数学 数学の究極単純理論
渕野昌 美は一本の毛で男をひつぱるだろう
津田一郎 ガリレオからニュートンへ 因果関係を否定する法則の定式化
加藤文元 「狂っているのに美しい」について
高瀬正仁 数学を創造する心 数学における「美」とは何か


岩間一雄 ビットコイン その理論的完璧さ
三宅陽一郎 理論を包むビジョン 科学、工学、哲学、そして人工知能
岡田美智男 モジモジ感から醸し出される〈内的説得力〉


円城塔 第二種永久機関は存在しない
柄沢祐輔 スモールワールド・ネットワーク
山内朋樹 動いている庭 迂回、すなわち技巧


宮本省三 セザンヌとお茶を 中間世界の理論
河本英夫 美と真
森山徹 カラスの投石


吉川浩満 功利主義
山本貴光 理論の理論 世界を理解する方法


大澤真幸 社会学史上最も美しい理論
坂井豊貴 美は重要ではない


飯田隆 論理学から形而上学を引き出す
三浦俊彦 神視界の人間的彩色 ベイズの定理
高橋昌一郎 「美しいセオリー」シンポジウム開幕!
内井惣七 ライプニッツの究極の理論


納富信留 美を観想すること、あるいは、魂の出産
山内志朗 美しい唯名論
上野修 美しいエチカ
伊藤邦武 宇宙論における美的調和の導出
近藤和敬 ある理論が美しいと言われるとき、その真の理由は何でありうるか


小泉武夫 「発酵」から読める二つの美しさ
吉村作治 シンプルな楽しさ
福嶋聡 〈未来の自分〉と読書

新連載☆webちくま

不用意にも新連載を開始しました。山本貴光くん id:yakumoizuru との共著。

  • 山本貴光、吉川浩満「人生がときめく知の技法――賢人エピクテトスに学ぶ人生哲学」、第1回「元祖・自己啓発哲学者、エピクテトスって?」、webちくま、2017/2/10

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隔週更新の予定。ご覧ください。

人生談義〈上〉 (岩波文庫)

人生談義〈上〉 (岩波文庫)

人生談義〈下〉 (岩波文庫)

人生談義〈下〉 (岩波文庫)

世界の名著 (14) キケロ エピクテトス マルクス・アウレリウス (中公バックス)

世界の名著 (14) キケロ エピクテトス マルクス・アウレリウス (中公バックス)

幸福論 (第1部) (岩波文庫)

幸福論 (第1部) (岩波文庫)

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