アワーミュージック/ミュージックアワー(違
久しぶりに早起きできた。
久しぶりに映画館に行ける。読書会にも行ける。
(それに朝まで朝から仕事もできる。)
じつに気分がいい。
早起きをするといいことがたくさんあるんだなあ。
- 『アワーミュージック』ジャン=リュック・ゴダール監督、フランス、2004
http://www.godard.jp/
出かける前に仕事を少々。サール訳文のリライト作業。
*-*
The Pop Groupを聴いて気分を高める。
- The Pop Group, How Much Longer Do We Tolerate Mass Murder?, Rough Trade, 1980
- アーティスト: ザ・ポップ・グループ
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2006/03/01
- メディア: CD
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上記アマゾンデータにあるとおり、ついに『How Much Longer Do We Tolerate Mass Murder?』が再発されるようです。2005/12/16 OUT!!
◇THE POP GROUP / WE ARE TIME - ファンサイト
http://weare.hacca.jp/pop_group/
*-*
さて、『アワーミュージック』。
ぼくはゴダールの映画をほとんど憶えていない。何本観たのかすら忘れてしまった(そんなに多くないんだろうとは思う)。だから今日のこと(のかすかな記憶)についてしか語れないし、今日でなくともほとんど語ることなんてないのだが、とにかく編集に圧倒されたとだけは言えそうだ。ぼくは映画の編集というのがどんな風に行われているのか知らない。また、映画における編集とは何かとか、ゴダールの「映画史」(二重の意味で)における編集とは何かとか、ましてやゴダール全作品における本作品における編集とは何かなどについても知らない。それでも今日は編集に圧倒されたとしか言えない。あのブラックアウトとサイレンスのせいで/おかげで、明日に目を覚ましたときには、またもや数々の名カット名シーンをぜーんぶ忘れてるんだろうなぁ。なんだか、いつもそんな感じで忘れちゃうんじゃなかろうかという気すらしてきた。通るたんびに間違ってしまう道というのがあって、間違った瞬間に「あ、そういえば前もこうやって間違ったんだった」ということだけを思い出してしまう(そしていつまでも間違いつづける)ときのような、そんな感じ。それを思うと、なんだかいろんなヒトやモノやコトにたいして申し訳ないような気がする。ま、しかたないか。
すばらしかった。
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