哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

名曲をテープに吹き込んで(*1)

こんどの仕事(@哲劇)はブックガイド。

前回のブログガイド(*2)のときもそうだったが、カセットテープにマイ名曲セレクションを吹き込むような楽しさがある(*3)。74分(片面37分)のテープに、いかにうまく曲を詰め込むか――A面を「動」、B面を「静」と名づけて編集したりとか。ハードロックやプログレになると一曲が長いので組み合わせが極度に難しいとか。凝り性な友から借りると編集コンセプトと各収録曲の解説が記された「ライナーノーツ」が同封されていたりするとか。とかとかとか――に苦心した恥ずかしい甘酸っぱい思い出がよみがえってくる。

そうだ、仕事の話だった。100冊くらいになる予定(いまのところ)。いまは相棒(id:yakumoizuru)とともに適当にリストアップしている段階。その後、カテゴライズの方法や紹介の仕方(コメント内容やキャッチフレーズなど)をつらつらと考えながら徐々に絞っていく。

詳細をお伝えできるようになったら、そのときにまたお知らせいたします。

そんな(*4)今夜のBGMはもちろん奥田民生である。マキシシングル「月を超えろ」(1999)の4曲目に収められた「MOTHER」である。パフィーが歌った同曲だが、民生のアコギ弾き語り(*5)によるこのヴァージョンもまた、じつにすばらしいのである。

月を超えろ

月を超えろ