哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

タワレコ巡回@新宿/12月版


ディスコード特集@タワレコ新宿(クリックで拡大画像)「1枚」しか買わない、と決意を固め深呼吸してからタワレコをクロール。

ブラブラしていて、「TWENTY FIVE YEARS OF DISCHORD - from D.C. ディスコード特集」の特設コーナーを発見(右画像。いい写真なのでクリックして拡大画像をどうぞ)。1枚も買わなかったが(『20 Years Of Dischord』ボックスほか、ほしい盤はたいていもってるし)、でもちょっとうれしい。 売れるといいんだけど。ちなみにディスコード(Dischord)というのは、Minor Threatなるハードコアパンクのバンドをやっていたイアン・マッケイ(現Fugazi/The Evens)らが設立したワシントンDCのインディペンデントレーベル

今回刮目したのは下記の数枚(旧譜含む)。

ホーセス[レガシー・エディション]

ホーセス[レガシー・エディション]

「レガシー・エディション」と題された『Horses』の再発。これはすごい(中身を聴いてはいないが)。2枚組となっており、1枚目は『Horses』のリマスタード盤。そして2枚目は、このデビュー盤リリース30周年を記念して行われたライヴを収録。しかも同じ曲目曲順。今回は泣く泣く棚に戻したが、次回は買ってしまいそう。

リッチー・ブラックモアズ・レインボー・ライブ・イン・ミュンヘン 1977 [DVD]

リッチー・ブラックモアズ・レインボー・ライブ・イン・ミュンヘン 1977 [DVD]

さんざんブートレグで出回っていた例の代物がついに公式DVDとして登場。じつはいま史上数度目のレインボーブームが再来(@わたしの中だけ)しており、一日もはやく良好な画質で観たい作品だし、近いうちに買ってしまうことは必定なのだが、今回は泣く泣くパス。

メタリカのドキュメンタリーにも興味あったのだが、上記レインボーDVDのような禁断症状は引き起こさないだろう。とりあえずパス。レンタルショップに入らないかな。

The Compleat Eater

The Compleat Eater

漫然と歩いていて発見。ううう懐かしい。この盤の旧いエディションはもっていて、好んで聴いていた。しかしこういう「ノスタルジー買い」は往々にして「いちど聴いたきり」になるので、とりあえずパス。どうしても聴きたくなったときに買おう。

さて。

もともと目当てにしていた「1枚」とは、これ。

  • Graham Bonnet, Line Up, 1981

孤独のナイト・ゲームス

孤独のナイト・ゲームス

うーん、ダサい!(悪役商会八名信夫風に(*)

  • (*)しかも「ゲームス」。

しかし、いまのわたくしにはグラハムが必要なのである。レインボー脱退後の初ソロアルバム。グラハム・ボネットについては近々なにか書きたい。

追記

鋼鉄の意志で知られるわたくしとしては珍しく、今回は掟を破ってさらに3枚も買ってしまった。

ただいま

ただいま

ヨエコファンとしては買わざるをえないし、来年1月7日に行われるインストアライヴの「特典交換会参加券」つきとくれば、なおさらである。

これで済ませればよかったのだが、調子に乗ってクラシック階に戻ったのがいけなかった。

  • Jacqueline du Pré, Jacqueline du Pré plays ELGAR: Cello Concerto, 2005

ジャクリーヌ・デュ・プレ

これを買わずしてなにを買おう(いや、買わない)。で、買った。BBCシンフォニー・オーケストラを従えてのエルガー「チェロ協奏曲」。指揮はサー・ジョン・バルビローリ。こんなに馴れ馴れしく肩を組めるのはジャクリーヌならでは。しかもバルビローリ卿よりかなりでかい。アマゾンデータでは見つけることができなかったが、いいジャケットなのでジャケ写を掲載。

さらに隣に置いてあったDVDまで買ってしまった(まんまと乗せられた)。これもBBCモノ。

グラハム1枚のつもりが... ちょっと反省。

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