哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

ベルナール・スティグレール


ルーマン読書会の帰り道で教えてもらった情報。

「象徴的貧困」の診断から「民主主義の頽落」の告発へ、情報テクノロジー文明を根底的に批判し、「精神の政治学」を提唱する、『技術と時間』の哲学者ベルナール・スティグレールを招き、「ハイパー産業時代に立ち向かう哲学」を討議する。(ウェブサイト紹介文)

Tくんが教えてくれたところによると、スティグレールへの接近の近道は、まず当シンポジウム小冊子PDF(http://www.remus.dti.ne.jp/%7Eabe3028/stiegler.pdf)を読み、また下記の書籍、雑誌、ウェブサイトに収められている文章を読んでみること、との由。

書物の言語態 (シリーズ言語態)

書物の言語態 (シリーズ言語態)

デリダと肯定の思考 (ポイエーシス叢書)

デリダと肯定の思考 (ポイエーシス叢書)

  • 廣瀬浩司「生成する機械の身体──シモンドンの機械学とその技術論的転回」、『現代思想』特集*機械の身体、1996年7月号(vol.24-8)、青土社

ウェブに載ってる邦訳もいくつか。
http://www.diplo.jp/articles00/0008-5.html
http://www.diplo.jp/articles04/0406-6.html
http://www.diplo.jp/articles05/0506-2.html