哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

トマス・ネーゲル

友人から下記の論文をご教示いただく。『コウモリであるとはどのようなことか』のトマス・ネーゲル氏がいまどんなことを考えているのか知りたいと思っていたところだった。ありがたい。

"We do not live in a just world. This may be the least controversial claim one could make in political theory. But it is much less clear what 〜"という(あいかわらず憎い)書き出しではじまり、「グローバルな正義」の問題に「正義と統治権」「平等の射程と限界」というふたつの論点からアプローチする(と宣言。まだ読み終えていません)。

◇Thomas Nagel - New York University内。
http://philosophy.fas.nyu.edu/object/thomasnagel