哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

通院(FXDL)

調布〜(環八)〜玉川〜(第三京浜)〜保土ヶ谷〜(首都高湾岸線)〜横浜ベイブリッジ〜(首都高湾岸線)〜大井〜(首都高都心環状線)〜高樹町〜(国道246号)〜青山病院と、ものすごい勢いで遠回り(無意味)をして青山へ。

しかしこんなに暑くなるとは誤算であった。妙に暑いなと思っていたら、こんなニュースが。

都心39・5度、観測記録を更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040720-00000205-yom-soci
20日の関東地方は朝から気温がぐんぐん上昇し、各地で記録的な猛暑となった。東京・大手町では午後0時58分に39・5度を記録、1994年8月3日に観測した過去最高の39・1度を更新した。千葉県市原市では午後0時40分、40度に達している。(読売新聞)

都心39.5度……。空冷エンジン/排気量1900cc/オイルクーラーなしの単車には厳しい環境であった。都心での渋滞時には油温も計測不能にまで上昇した。帰宅後に点検したところ、ロッカーカバー上部のボルト付近からエンジンオイルがにじんでいるのを発見。今朝までにじみなどなかったのだが。マシンに負荷をかけすぎたかもしれない。反省。

こんな日はマシンだけでなく乗っている人間もかなりつらい。信号待ちなど、大排気量エンジンが発する猛烈な熱気が操縦者を包み込む。イメージとしては、炎天下の運動場の真ん中で股ぐらに真っ赤な備長炭の入った七輪を置いて焼肉を食べつづけるような図を想像してみてほしい(まぁ備長炭でなくてもいいし、焼肉を食べなくてもいいんだけど)。とはいえ、炎天下のアスファルト上で工事をしたり空調のない倉庫で荷物運びをしたりする苦労とくらべたら、ぜんぜんたいしたものではないわけだが。

青山病院への道すがら、(それでなにがどうなるというわけではないのだが、いまどんな様子なのか気になって)青山ブックセンター本店に立ち寄ってみた。あたりまえだが店内はがらんどうで、エントランスには閉店を告げる貼り紙が。ぼうっと眺めていたら、いつのまにか何人もの人びとがぼくのうしろで同じように貼り紙をぼうっと眺めていた。