哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

Jean-Luc Nancy JAPAN TOUR 2006


  • ※タイトルはイメージです。

この4月にフランスの哲学者ジャン=リュック・ナンシー(Jean-Luc Nancy/1940- )が来日します。下記のとおり各地で計5つもの講演会・討論会が予定されています。ストーンズ並みの精力的活動で、ほとんど「Jean-Luc Nancy JAPAN TOUR 2006」の様相。できればわたしも精力的にかけつけたい。



  • ラウンドテーブル「共通の大義:翻訳者の使命(ジャン=リュック・ナンシーの著作について)」
    (ジャン=リュック・ナンシー、上田和彦、加藤恵介、澤田直

2006年4月12日(水)19時〜@東京日仏学院飯田橋)エスパス・イマージュ
http://www.ifjtokyo.or.jp/culture/conference_j.html#1204

  • 講演「身体をめぐる省察
2006年4月13日(木)16時〜@早稲田大学 文学部キャンパス 33号館 第1会議室
http://www.littera.waseda.ac.jp/major/futubun/info.html

2006年4月15日(土)15時〜@東京大学 駒場キャンパス 学際交流棟3階 学際交流ホール

2006年4月17日(月)18時〜@日仏会館(恵比寿) 1階ホール
http://www.mfj.gr.jp/prog/prog_060405j.html#c0417

  • 講演「無神論と一神論」【17日講演と同内容】+討論(ジャン=リュック・ナンシー、西谷修、加藤恵介、加國尚志)
2006年4月19日(水)16時30分〜@立命館大学 衣笠キャンパス 創思館 カンファレンスルーム
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/2006/0419.htm

詳細は未來社のウェブサイトに掲載されています。

◇未來社
http://www.miraisha.co.jp/
※頁の右側「新着情報」内にリンクあり。

先日、ジャック・デリダによるナンシー論『触覚、ジャン=リュック・ナンシーに触れる』(松葉祥一・榊原達哉・加國尚志訳、青土社)が刊行されたばかりですが、さらに4月にはナンシー自身の作品『私に触れるな──ノリ・メ・タンゲレ』(荻野厚志訳、未來社)と『イメージの奥底で』(西山達也、大道寺玲央訳、以文社)も刊行予定とのこと。

ご興味のある人は、3冊ぜんぶ買って読んで講演会・討論会に臨むとよいかもしれません(かなりきつそうですが)。

追記

『[本]のメルマガ』にて、ナンシー来日記念号が刊行されました。

  • 『[本]のメルマガ』臨時増刊号:ジャン=リュック・ナンシー来日記念特集号、2006.03.30発行、[本]のメルマガ発行委員会
    http://back.honmaga.net/?eid=408379

◇未來社
http://www.miraisha.co.jp/

以文社
http://www.ibunsha.co.jp/

青土社
http://www.seidosha.co.jp/


触覚、―ジャン=リュック・ナンシーに触れる

触覚、―ジャン=リュック・ナンシーに触れる