哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

デリダの追悼文集

そのたびごとにただ一つ、世界の終焉〈1〉

そのたびごとにただ一つ、世界の終焉〈1〉

そのたびごとにただ一つ、世界の終焉〈2〉

そのたびごとにただ一つ、世界の終焉〈2〉

バルト,フーコーアルチュセール…….「友」と「時代」デリダが捧げた追悼文集,ついに邦訳なる.愛する者を失うたびに訪れる「世界の終焉」で,いかなる「喪の仕事」が可能なのか? その声に耳を傾けることは,没後1年を迎えたデリダ自身の喪に服することへと繋がるだろう.各篇において書誌等の簡便な資料を付した.(出版社紹介文)

全2巻そろいました。

夕焼け(I)
 序文(ジャック・デリダ
 ジャック・デリダ書誌
 序論(P=A・ブロー/M・ネイス)
I ロラン・バルト(1915-1980)……エッセイスト,文芸批評家
II ポール・ド・マン(1919-1983)……文学批評理論家
III ミシェル・フーコー(1926-1984)……哲学者
IV マックス・ロロー(1928-1990)……詩人・哲学者
V ジャン=マリー・ブノワ(1942-1990)……教育者・ジャーナリスト・哲学者
VI ルイ・アルチュセール(1918-1990)……哲学者
VII エドモン・ジャベス(1912-1991)……詩人
VIII ジョウゼフ・N・リデル(1931-1991)……文学批評理論家
IX ミシェル・セルヴィエール(1941-1991)……美学者・詩人
(II)
X ルイ・マラン……哲学者・芸術史家
XI サラ・コフマン……哲学者
XII ジル・ドゥルーズ……哲学者
XIII エマニュエル・レヴィナス……哲学者
XIV ジャン=フランソワ・リオタール……哲学者・エッセイスト
XV ジェラール・グラネル……現象学者・翻訳家
XVI モーリス・ブランショ……作家・批評家
 訳者あとがき(土田知則)
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岩波書店
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