哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

トークイベント☆クリティカル・デザイン・スクール

3月26日(土)、トークイベントに出ます。会場は横浜・みなとみらい駅ちかくのBUKATSUDO。ぜひいらしてください!

【受付中】全3回/クリティカル・デザイン・スクール[グラフィック篇] | BUKATSUDO

グラフィックデザインの周辺からグラフィックデザインを再定義してみる

テクノロジーや技法についての解説やマーケティング的な言葉が幅を効かせる一方で、グラフィックデザインそのものを考える共通の知的枠組みは、いま、あまりにも貧しい。また、ネットワーク化とグローバル化のなかで「デザイン」はますます重要視されつつも、その全体像の確保をいっそう困難にしつつある。先の「エンブレム問題」はその事実を残酷なまでに明らかにしてしまった。

グラフィックデザインという領域を現代社会に対応してアップデートするためにはどうすればいいのか。法律、社会学、表象文化論、哲学といった領域の最前線で活躍する講師を招き、それぞれの角度から光をあてることで、グラフィックデザインを再構築する視点を提供する。

グラフィックデザイナーの加藤賢策さんと『アイデア』編集長の室賀清徳さんがモデレーターで、私はゲストという形。私が登壇する第2回のテーマは「デザインのなかの幽霊」というものです。

第2回[哲学]「デザインのなかの幽霊」|3/26(土)15:00~18:00|ゲスト:吉川浩満(文筆家)

「デザイン」はしばしば具体的なモノのイメージとして捉えられるが、実際のところどのような行為や概念なのだろうか? また「クリエイティヴィティ」「問題解決」といった言葉によってデザインを語るとき、私たちはほんとうのところ何について語っているのだろうか? 「デザイン」をめぐる行為や言説の構造について考える。

これまで書いたり話したりしたことのないトピックについて議論できそうで、いまから私も楽しみにしています!

なお、イベントタイトルの「デザインのなかの幽霊」は、昨年私がWIREDで書いた記事から来ていると思われます。こちらもあわせてご覧ください。

吉川 浩満 | イノヴェイションについて語るとき、わたしたちが語ること " INNOVATION INSIGHTS

以下はPeatixの予約ページ。

【全3回】クリティカル・デザイン・スクール[グラフィック篇]