2004-06-06 ■ 本 本 ☆上野千鶴子、信田さよ子『結婚帝国――女の岐れ道』講談社 →amazon.co.jp さまざまな事情から対談の時期より二年近く刊行は遅れたが、本書で語られた内容は、今からふりかえってみれば、酒井順子さんの『負け犬の遠吠え』(講談社、二〇〇三年)を先取りし、小倉千加子さんの『結婚の条件』(朝日新聞社、二〇〇三年)を、マクロとミクロの両面から裏づける分析になっていると思う。上野千鶴子、信田さよ子『結婚帝国――女の岐れ道』講談社、2004、p.3 ……。orz◆斎藤環「生き延びるためのラカン」 http://www.shobunsha.co.jp/h-old/rakan/