哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

哲学の門前#03☆scripta

紀伊國屋書店出版部の無料冊子『scripta』連載「哲学の門前」第3回。忘れた頃に次がくるのが季刊のリズム。 吉川浩満「哲学の門前3 哲学のはじまり(と終わり)」、『scripta』2017年春号、紀伊國屋書店、2017/4 上記ウェブストアから電子書籍版をダウンロー…

書評連載#16☆KOKKO

雑誌『KOKKO』での書評連載、第16回目。昔から好きな作品だけど、まさかいまさら書評にとりあげる日がこようとは。トランプおそるべし。 吉川浩満「書評 第16回|ジョージ・オーウェル『一九八四年 新訳版』」、日本国家公務員労働組合連合会『KOKKO』第20号…

大澤真幸、見田宗介『〈わたし〉と〈みんな〉の社会学』左右社

ぎゃー!(泣)ぎゃー!(2) 今日届いた東浩紀さんの新著『ゲンロン0』をパラパラ眺めていたら、そこでも『理不尽な進化』が引用されていました(p.69)。『ゲンロン0』は少し読んだだけでもマスターピースになる予感でいっぱいですが、『理不尽な進化』も…

人生がときめく#04☆webちくま

人生がときめく知の技法をエピクテトス先生から教わるウェブ連載。山本貴光くん id:yakumoizuru との共著。 山本貴光、吉川浩満「人生がときめく知の技法――賢人エピクテトスに学ぶ人生哲学」、第4回「ヤバい時でも平時でも、やるべきことは決まってる」の教…

人文的#11☆ゲンロンβ12

電子批評誌『ゲンロンβ』連載中の対談書評、第11回(c/w 山本貴光 id:yakumoizuru )。 山本貴光、吉川浩満「人文的、あまりに人文的 #11」(書評)、『ゲンロンβ12』ゲンロン、2017/3 genron-tomonokai.com 今回は、つい最近刊行・復刊された知的生産法の名…

人生がときめく#03☆webちくま

人生がときめく知の技法をエピクテトス先生から教わるウェブ連載。山本貴光くん id:yakumoizuru との共著。 山本貴光、吉川浩満「人生がときめく知の技法――賢人エピクテトスに学ぶ人生哲学」、第3回「「なんで、この私が斬首に?」という生徒さんの相談」、w…

閉じ込められる恐怖☆hontoブックツリー

hontoブックツリー企画、第二弾。 honto > ブックツリー > 吉川浩満「閉じ込められること、その恐怖との闘い!」 honto.jp 初回はこちら。 honto > ブックツリー > 吉川浩満「生き物に歴史あり。波乱の40億年の歴史を追う!」 honto.jp ブックツリーとは: …

書評連載#15☆KOKKO

雑誌『KOKKO』での書評連載、第15回目。次回もフィクションかも。 吉川浩満「書評 第15回|海野つなみ『逃げるは恥だが役に立つ』1~」、日本国家公務員労働組合連合会『KOKKO』第19号、堀之内出版、2017/3 KOKKO 第19号作者: 日本国家公務員労働組合連合会,…

人生がときめく知の技法#02☆webちくま

人生がときめく知の技法をエピクテトス先生から教わるウェブ連載。山本貴光くん id:yakumoizuru との共著。 山本貴光、吉川浩満「人生がときめく知の技法――賢人エピクテトスに学ぶ人生哲学」、第2回「悩みの総合カタログ、それが『人生談義』」、webちくま、…

美しいセオリー☆現代思想

雑誌『現代思想』の臨時増刊号に寄稿しました。 吉川浩満「功利主義」、『現代思想 2017年3月臨時増刊号 総特集=知のトップランナー50人の美しいセオリー』青土社、2017/2 現代思想 2017年3月臨時増刊号 総特集◎知のトップランナー50人の美しいセオリー作者…

新連載☆webちくま

不用意にも新連載を開始しました。山本貴光くん id:yakumoizuru との共著。 山本貴光、吉川浩満「人生がときめく知の技法――賢人エピクテトスに学ぶ人生哲学」、第1回「元祖・自己啓発哲学者、エピクテトスって?」、webちくま、2017/2/10 www.webchikuma.jp …

人文的#10☆ゲンロンβ11

電子批評誌『ゲンロンβ』連載中の対談書評、第10回(c/w 山本貴光 id:yakumoizuru )。 山本貴光、吉川浩満「人文的、あまりに人文的 #10」(書評)、『ゲンロンβ10』ゲンロン、2017/2 genron-tomonokai.com 今回は、人文書のなかの人文書と、ポスト・ヒュー…

『プリズン・ブック・クラブ』☆図書新聞

硬派書評紙『図書新聞』に書評を寄稿しました。 吉川浩満「書評|アン・ウォームズリー『プリズン・ブック・クラブ――コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年 』」、『図書新聞』第3289号、2017/2/4 プリズン・ブック・クラブ--コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年作…

フロントランナー☆朝日新聞

『朝日新聞』2017年2月4日(土)の「フロントランナー」欄に、山本貴光くん id:yakumoizuru と登場します。記事は朝日新聞記者の藤生京子さん。www.asahi.com www.asahi.comご笑覧ください。www.asahi.com

書評連載#14☆KOKKO

雑誌『KOKKO』での書評連載、第14回目。次も準備中です。初のマンガになるかも。 吉川浩満「書評 第14回|ジョナサン・ハイト『社会はなぜ左と右にわかれるのか——対立を超えるための道徳心理学』」、日本国家公務員労働組合連合会『KOKKO』第18号、堀之内出…

人文的#09☆ゲンロンβ10

電子批評誌『ゲンロンβ』連載中の対談書評、第9回(c/w 山本貴光 id:yakumoizuru )。 山本貴光、吉川浩満「人文的、あまりに人文的 #9」(書評)、『ゲンロンβ10』ゲンロン、2017/1 genron-tomonokai.com ぜひご覧ください。非会員でも単品購入可能です。54…

新(書)三種の神器☆私の好きな中公新書

web中公新書に寄稿しました。 中公新書愛好家の仲間に加えてもらえてうれしい。 吉川浩満「新(書)三種の神器|私の好きな中公新書」web中公新書、2017/1/5 www.chuko.co.jp web中公新書

2017

本年もよろしくお願いいたします。

書評連載第13回☆『KOKKO』

ごめんなさい、さらにもう一本ありました。2016年は本当にこれで終わりです。 吉川浩満「書評 第13回|ジャック・ランシエール『無知な教師』」、日本国家公務員労働組合連合会『KOKKO』第17号、堀之内出版、2017/1 KOKKO 第17号作者: 日本国家公務員労働組…

人新世における人間☆10+1 web site

もう一本ありました。2016年はこれで終わりです。超充実のオンラインマガジン『10+1 web site』に寄稿した、新しい地質年代区分「人新世」(アントロポセン)についての紹介記事です。 吉川浩満「「人新世(アントロポセン)」における人間とはどのような存…

宿題☆福岡Rethink Books

福岡・天神の本屋さんRethink Booksが毎日開催している企画「今日の宿題」にて、僭越ながら小生も宿題なるものを出題させていただきました。ぜひお店にいらしてください。私はおりませんが、たくさんの本が待ってます。 クリスマスまであと2日、オープンし…

「哲学の門前」第2回/2016年を振り返る

雑誌『scripta』連載「哲学の門前」第2回。 吉川浩満「哲学の門前2 門と門番」、『scripta』2017年冬号、紀伊國屋書店、2017/1 クリスマスの4日ぐらい前、納品されるとの由。 全国の紀伊國屋書店、および大型書店で探してみてください。無料。 2016年を振り…

文庫版解説☆ドーキンス『進化とは何か——ドーキンス博士の特別講義』

恐れ多いことに、というか恐れを知らぬことに、ドーキンスのクリスマス講義の文庫版解説を書きました。12/20発売。今年のクリスマスプレゼントはこれで決まり。 吉川浩満「文庫版解説|リチャード・ドーキンス『進化とは何か——ドーキンス博士の特別講義』吉…

猫町倶楽部クリスマス読書会&パーティー2016

12月18日は猫町倶楽部のクリスマス読書会&パーティーです。 ふるってご参加ください。私もパーティーでDJします。 【東京】猫町倶楽部クリスマス読書会&パーティー2016【全分科会合同】 http://www.nekomachi-club.com/schedule/40117www.nekomachi-club.c…

人文的、あまりに人文的08☆ゲンロンβ9

『ゲンロンβ』連載中の対談書評、第8回(c/w 山本貴光 id:yakumoizuru )。 山本貴光、吉川浩満「人文的、あまりに人文的 #8」(書評)、『ゲンロンβ9』ゲンロン、2016/12 genron-tomonokai.com 今回のテーマは幸福論、主役は次の本たち。ぜひご覧ください。…

「人文的、あまりに人文的」な、2016年人文書めった斬り!☆ゲンロンカフェ(+追記)

東浩紀さん率いるゲンロンカフェのトークイベントに登壇します。 斎藤哲也×山本貴光×吉川浩満「「人文的、あまりに人文的」な、2016年人文書めった斬り!」、ゲンロンカフェ、2016/12/7 「人文的、あまりに人文的」な、2016年人文書めった斬り! 【イベント…

読んでいない本について堂々と語る書評連載12回目☆KOKKO

雑誌『KOKKO』での連載書評、ついに第12回目です。 私も例の本を書評してみました。よかったらご笑覧ください。 吉川浩満「書評 第12回|ピエール・バイヤール『読んでいない本について堂々と語る方法』」、日本国家公務員労働組合連合会『KOKKO』第16号、堀…

Wikipediaという思想☆三田評論

明治31年から続く慶應義塾の機関誌『三田評論』に寄稿しました。 吉川浩満「ウィキペディアという思想」、『三田評論』2016年12月号、慶應義塾大学出版会 慶應義塾機関誌|三田評論 「Wikipediaの15年」という小特集の記事。慶應義塾大学出版会

DJセットリスト☆猫町ナイト

@under lounge 名古屋

書評『世界の終わりの七日間』☆草獅子

本屋発の文芸誌『草獅子』創刊号に書評を寄稿しました。栄えある創刊号に声をかけていただいて光栄のいたりです。 吉川浩満「書評|ベン・H・ウィンタース『世界の終わりの七日間』」、『草獅子』Vol. 1、双子のライオン堂、2016/11 本屋発の文芸誌『草獅子…