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哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

モーニングスタジオ@中海テレビ放送

今朝、鳥取県西部のケーブルテレビ局・中海テレビ放送の情報番組「モーニングスタジオ」にて、拙著『理不尽な進化──遺伝子と運のあいだ』(朝日出版社)が紹介されたようです。

今井ブックセンターの協力のもと、本のランキングとオススメ本の紹介をするコーナーがあり、そこで紹介してくださったとのこと。未見ですが、中学時代の同級生がDVDを送ってくれる予定なので謹んで拝見します。ありがとうございました。

今井書店グループは私の郷里で知らぬ者のいない有力書店。かつて、おそらく20年以上前のことだと思いますが、米子市尾高町に「今井書店 文芸書専門店」という店舗がありました。売り場面積30畳くらい(?)の小さなお店でしたが、これが文芸書の宝の山ともいうべき場所で、すでに入手困難となっていた数多の名作の初版本が普通に新刊書として並んでおりました。当時大学生だった私は帰省のたび毎日のように通いつめ、そこで深沢七郎大西巨人といった作家たちに出会ったのでした。国書刊行会という特殊版元の存在を知ったのも、この文芸書専門店にあった「世界幻想文学大系」「ゴシック叢書」「フランス世紀末叢書」によってでした。

文芸書専門店はその後「本の学校 今井ブックセンター」に移設され、現在にいたります。もちろん現在でも帰省のたび毎日のように本の学校にはお邪魔しており、姪っ子に買い与える本を選んだりしています。

ちなみに、今井書店グループの社長・永井伸和氏は地方出版や地域文化の活性化、書店員の育成に尽力する尊敬すべき企業家です。本の学校の運営をはじめとする業績により、2009年には第57回菊池寛賞を受賞されました。永井氏には学生時代に何度かお目にかかったことがあります。活動弁士つき無声映画の上映会に連れていっていただいたこともありました(たしか弁士は女性活動弁士澤登翠さん)。お世話になっておきながら長い間ご無沙汰してしまっておりますが、執筆活動を通じて誤差の範囲内ながら地道に恩返ししていきたいと思います。

今井書店
http://www1.imaibooks.co.jp/book/

理不尽な進化: 遺伝子と運のあいだ

理不尽な進化: 遺伝子と運のあいだ