哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

日本のデッカい技術を現場で感じろ! ──『メガ! 巨大技術の現場へ、ゴー』/『理不尽な進化』

日経ビジネスONLINE「絶賛!オンライン堂書店」にて、拙著『理不尽な進化』が紹介されました。同じコーナーで4月28日に紹介していただいたばかりなのに、またまたご紹介いただいて大丈夫だろうかと少し心配にもなりますが、本当にありがとうございます。

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新潮社ノンフィクション編集部のカリスマ編集者・足立真穂さんが、ご自身が担当された本、『メガ! 巨大技術の現場へ、ゴー』(成毛眞著、新潮社)とともに、拙著について論じてくださいました。足立さんは、養老孟司氏、内田樹氏、森田真生氏といった錚々たる書き手たちの担当編集者でもあります。

それにしても、この一枚の壮大な曼陀羅のごとき思想の連なりを織り上げるために、著者の吉川さんはどれだけ本を読み、リサーチをしたのでしょう。どれほど行きつ戻りつされたのでしょう。充実した内容を伝えており、400ページ以上のボリュームがあるというのに、皮肉よりユーモアの達者な先生の、うまくまとまった講義に参加しているかのようでした。

同時に、内容を確かなものにする、その途方もない作業量や蓄積を思うと、ひたすら頭が下がります。「ありがとう」とでも、感謝したくなるような。

こちらこそ感謝いたします。

巨大技術といえば、私は神戸港で造船中のタンカーを目撃して以来、巨大タンカーが大好きです。この本には、首都高・大橋ジャンクションの地下網、東京ガスの世界最大タンク、そしておなじみのCERNなど、もっとデカいものがたくさん紹介されています。私も拝読します。

メガ! :巨大技術の現場へ、ゴー

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理不尽な進化: 遺伝子と運のあいだ

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