哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

『樋口健二報道写真集成』


今夏刊行された『樋口健二報道写真集成―日本列島'66-'05』にあわせて、『図書新聞』が樋口健二氏(*)へのインタビューを行っている。

  • 「日本の民衆史を撮る――樋口流ドキュメンタリー四〇年間の集大成」、『図書新聞』2005年9月17日号(2742号)、図書新聞

インタビュアーは同紙編集部の米田綱路氏。公害、環境汚染、原発、炭鉱などの現場を渡り歩いた40年間が振り返られる。それまで写真になど興味のなかった樋口氏の人生を変えたのは、友人のすすめで1961年に足を運んでみたロバート・キャパ展だったという。

ちなみに同紙は明日(土曜日)には新しい号が書店に並んでしまうので、興味のある人は今日中に本屋に急ぐのが吉かと(いつもギリギリになってすみません)。

樋口健二報道写真集成―日本列島’66‐’05

樋口健二報道写真集成―日本列島’66‐’05