西周と日本の近代
学姉が本を送ってくれた。
- 作者: 島根県立大学西周研究会
- 出版社/メーカー: ぺりかん社
- 発売日: 2005/05
- メディア: 単行本
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下は目次。
序=宇野重昭Ⅰ 西周の生涯
西周と津和野=松島弘
新しい世界を求めて――西周とオランダとの出会い=高坂史朗
西周の借用語について=手島邦夫
西周の日常――「西周日記」から=渡部望
『西周伝』の成立事情=蓮沼啓介Ⅱ 西周の思想体系
西周と儒教思想――「理」の解釈をめぐって=井上厚史
西周のインド観・仏教観=大前太
西周における「psychology」と「心理学」の間=佐藤達哉
西周における西洋美学受容――その成果と限界=濱下昌宏
西周哲学の認知体系と統一哲学――総合化への構図を求めて=鈴木登Ⅲ 西周と同時代
西周における近代社会形成の構想――武士知識人の世界観=価値観の展開=宇野美恵子
幕末・維新期における西洋「権利」観念の導入とその理解――西周との関連で=沢目健介
「平常社会論」としての軍人論=菅原光
西周の対外観=村井洋
J・Sミル、福沢諭吉、西周の功利原理適用法=小泉仰西周関係参考文献一覧
あとがき
明治賢人研究会の参考図書にしよう。ページを繰ってみたら、丸善の封筒に包まれた500円の図書券が……。感涙。ありがとう。エロ本でも買います。嘘です。末永く読めるような文庫本をなにか買おうと思います。
ちなみに、「哲学」という日本語は西周が発案したといわれている。ほかには「学術」「芸術」「科学」「主観」「客観」「本能」「概念」「観念」等々。
◇西周 - Wikipedia。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%91%A8_%28%E5%95%93%E8%92%99%E5%AE%B6%29