ロックの日
今年もロックの日(6月9日)がやってまいりました。(右画像はSham 69。懐かしいですね。)
昨年のロックの日には『心脳問題――「脳の世紀」を生き抜く』を刊行できたのですが、今年は穏やかすぎるくらいの普通の一日です。ご案内できるものが何もありません。申し訳ないことです。午後の紅茶を飲みながら、時が過ぎゆくのをなすすべもなく見守っております。
一冊目の本。たくさんの書評、コメントをありがとうございました。
- 作者: 山本貴光,吉川浩満
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
- 発売日: 2004/06
- メディア: 単行本
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まだまだ絶賛在庫中!(©土屋賢二) 全国の書店、オンライン書店でお求めください。
おわびに(なってませんが)、『心脳問題』刊行後に行ったおもな仕事と、今後の予定について少しお話しします。
紙媒体では下記の新聞、雑誌に記事を書きました。
規定の文字数を大幅にオーヴァーしてしまいました。
3回連載。こういう名前のコーナーなのです。
人文系おすすめブログを10個紹介。ユリイカ2005年4月号 特集=ブログ作法 あるいはweblog戦記
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2005/03/28
- メディア: ムック
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少ない... しかし気をとりなおして現在の状況をご案内します。
まず、7月上旬に刊行予定の「心と脳」にかんする雑誌特集に拙文が掲載されます。ブックガイドやキーワード集などを執筆(id:yakumoizuruと共著)。追って詳細をお知らせします。
同時に、「心の哲学」(Philosophy of Mind)入門書の翻訳に取り組んでいます(id:yakumoizuruと共訳)。秋までには刊行に漕ぎつけたく七転八倒鋭意作業中。バランスがとれていて、かつエッジのきいた良書です。どうかご期待ください。これについても詳細をお知らせできるようになったらご案内いたします。
ほかにもいくつか企画を準備中(ネタを仕込み中)。日の目を見るのを待っています。
ウェブでは、拙サイト「哲学の劇場」のリニューアルを構想中(3年前からですが...)。内容・形式ともにサイトを一新するとともに、ウェブ外の活動(研究会など)にも着手できたらと考えています(ようやく)。
◇哲学の劇場
http://www.logico-philosophicus.net/
来年のロックの日にはもっと実のあるご報告をしたいと願いつつ、夕暮れの冷めた紅茶をすすりながら筆を擱きます。それでは、ごきげんよう。