哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

◆自分について考えない

自分自身について、あるいは自分が欲すること、必要とすること、失望していることについて考えるのは、なるべくしないこと。自分についてはまったく、または、少なくとももてる時間のうち半分は、考えないこと。

スーザン・ソンタグ『良心の領界』木幡和枝訳、NTT出版、2004、ii