哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

2004-08-11から1日間の記事一覧

ウィトゲンシュタイン

『ウィトゲンシュタイン――ビルドゥングス・ロマン』 [来るべき書物] ウィトゲンシュタインの歩みを、「ある種の知的な気分」(©ギルバート・ライル)のアンチ・ビルドゥングス・ロマンとして描く。 『論考』が「批判的に乗り越え」られて『探究』が成ったの…

非‐知としてのテクノロジー

『非‐知としてのテクノロジー』 [来るべき書物] 20世紀の科学哲学が大きな成果を残した、「自然科学の認識論的な地位の画定」には興味がなくなってしまった(もちろん、それが重要でないと考えているわけではない)。 いま考えてみたいのは、技術(テクノロ…

◆談話 実家の店でお客様と。◆姪 絵本買ったり、読んでる途中に立ち去られたりとか。