哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

『カタストロフ・マニア』書評☆新潮

文芸誌『新潮』に、島田雅彦さんの新作小説『カタストロフ・マニア』の書評を寄稿しました。

  • 吉川浩満「フロム・カタストロフ・ティル・ドーン――島田雅彦『カタストロフ・マニア』論」、『新潮』2017年7月号、新潮社

新潮 2017年 07 月号 [雑誌]

新潮 2017年 07 月号 [雑誌]

カタストロフ・マニア

カタストロフ・マニア

太陽のコロナ質量放出や致死性ウィルスのパンデミックによって現代文明が崩壊するパニック‐サヴァイヴァル‐サイバースペースSFリアリズム小説です。おもしろいのでぜひ読んでみてください。

上記原稿には書きませんでしたが、映画化の企画も(私の頭の中だけで)進行中です。主人公のシマダミロクは山田孝之、癒やし声の看護師の国枝さんは門脇麦、元女優の白鳥姫星は斉藤由貴、謎の中年男モロボシは塚本晋也、天才ハッカーの菊千代は濱田岳、シェルターから脱出してきた精神科医の白瀬は吹越満、というのはいかがでしょうか。

www.shinchosha.co.jp
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