哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

読書会について

読書会、あゝ読書会、読書会。さいきん妙に縁があります。

先月は日本最大の読書会コミュニティ・猫町倶楽部さんのところに、課題図書『理不尽な進化』の著者ゲストとしてお邪魔してきました。とても楽しかったです。読書会に興味はあるし参加してみたいけどなんとなく不安という方は、こういう大規模かつ運営主体のはっきりした会に参加してみるのもいいかもしれません。www.nekomachi-club.com

猫町倶楽部の二日前には「公開読書会」なるモノを下北沢で行いました。あらかじめ決められたテーマのもとで、登壇者(3名)が勝手に好きな本について語るというものです。これもおもしろかった。私は森茉莉「贅沢貧乏」についてお話ししました。bookandbeer.com

いまググってみたところ、こんな記事もありました。ご参考にどうぞ。

www.nikkei.com
matome.naver.jp

ちなみに、これも東京になってしまいますが、「よろず小屋」さんという読書会は、なんと30年ちかくも続いているそうです。私はお邪魔したことがありませんが、3月に『理不尽な進化』をとりあげてくださったので、一方的に好意を寄せております。→ 読書会よろず小屋

そういえば、新潮社の季刊誌『考える人』最新号に載った山本貴光くんとの対談に、私が読書会の素晴らしさについて暑苦しく語った箇所があります。よかったらご笑覧ください。

考える人 2015年 05月号

考える人 2015年 05月号