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哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

和歌山へ

Wally Greenめったに旅などしない小生だが、ただいま時速200キロで西方へと高速移動中である。

明日から4日間、和歌山市にて卓球のプロツアー「ジャパン・オープン」が開催される。世界のトップ選手たちが賞金をかけてしのぎを削るビッグトーナメントだ。

そのジャパン・オープンに、友人のウォーリー・グリーンが出場することになった。拙ブログにもたびたび登場したウォーリー氏、ニューヨークはハーレムで生まれ育ったOG(オリジナル・ギャングスタ)で、卓球選手だけでなくヒップホッパーやグラフィックデザイナーなどの顔をもつ異能アメリカ黒人である。

3日くらい前に怪しげな非通知着信があり、しばらく華麗にスルーしていたのだが、あまりにしつこいので電話に出てみたら、ウォーリーからの国際電話だった。なんでも、ジャパン・オープンにエントリーした、ついてはトレーナーとベンチコーチをしてみないか、きっと楽しいぜ、メーン!(大意)とのこと。

あまりに急な話だったが、スケジュール調整はあとまわしにすることにし、とりあえず二つ返事で承諾。なぜなら、プロツアーのベンチコーチなど、通常はナショナルチームの監督やコーチが務めるものであり、フツーはやろうと思ってできるものではないからである。たとえば中国選手がプロツアーに出場する場合、ベンチコーチを務めるのは世界選手権&オリンピック金メダリストの孔令輝や劉国梁である。彼らと同じ席を占めるに至った俺様、一体全体どんだけ偉くなってしまったのだろうと感慨もひとしおである(なお、残念ながら中国選手は今回エントリーしていない)。

ちなみにベンチコーチの仕事というのは、文字どおりベンチに居座って選手に指示を与えたりタイムアウトをとったり、場合によっては審判を侮辱したり不適切に騒いでイエローカードをもらったりすることである。小生もイエローカードを頂戴する覚悟で気合いを入れて臨みたい。

あと、トレーナーというのは練習相手のこと。じつはこちらも楽しみで仕方がない。出場選手用の練習場で、世界中のトップ選手に囲まれながら思い切り練習するとしよう。

……などと懸命にケータイ入力に打ち込んでたら、日本選手団と同じ電車の同じ車両に乗り合わせた。中国選手団が出場しない今回のジャパン・オープンは、彼ら彼女らにとってはチャンスの大きな大会である。とくに練習場にかんする突然の質問にたいして親切に応えてくれた山○選手と石○選手の健闘を祈る。

ジャパンオープン・荻村杯2009 国際卓球選手権和歌山大会
http://japan-open.kyomycom.net/