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哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

刮目の番組


WOOOの導入http://d.hatena.ne.jp/clinamen/20060202/p2)によって、ようやくわたしも長い眠りから覚め、ふたたび録画予約なるものを行うにいたった(いつまでつづくか)。

下記は今日から来月にかけての注目番組。

開催中。

映画の名場面の誕生に「編集」というクリエイティブな作業は、大きな役割を果たしてきた。ところが、映画製作に不可欠な編集の仕事は、一般にはほとんど知られることがなかった。番組では、スティーブン・スピルバーグジェームズ・キャメロンジョージ・ルーカスなどハリウッドの著名な映画監督、俳優、そして編集者自身がプロのテクニックを披露。編集がいかにして人々の心を動かすシーンを作り上げるのか、その秘密を語る。

多くの映画人を輩出しているアクターズ・スタジオの学生を前に、現代を代表する映画監督やスターが成功までの苦労話、創作の秘密などを語り尽くす。今回は「ザ・エージェント」でゴールデン・グローブ主演男優賞、「マグノリア」で同助演男優賞を受賞し、名実ともにハリウッドのトップ俳優となったトム・クルーズを迎え、アイドルから本格俳優となった現在の心境や大ヒットした「ラスト・サムライ」撮影秘話を語る。

アクターズ・スタジオの主要メンバーで、大学でもそのノウハウを指導するジェームズ・リプトンが、第一線の俳優にインタビューする。今回のゲストは70歳を越えた現在でも俳優・監督として目覚ましい活躍を続けるクリント・イーストウッド。その子供時代から俳優となってからの下積み時代、「荒野の用心棒」で世界的スターとなってその後監督業に乗り出し、現在に至るまでの彼のライフ・ストーリーを前・後編で一挙放送する。


人口約3500万人のうち200万人あまりが食糧不足に苦しむといわれるアフリカ・タンザニア共和国。その北部に広がる世界第3位の湖・ビクトリア湖からは連日、白身魚ナイルパーチの切り身が冷凍食材としてヨーロッパ・日本にむけ大型ジェット輸送機で輸出されている。しかし、この食料輸出は一部の人を潤すだけで飢餓・貧困・HIV感染のまん延・武力紛争の続発といったアフリカのかかえる問題を解決する糸口になっていない。魚の加工工場と空港がある湖畔の町・ムワンベにカメラを据え工場主・漁師・輸送機パイロット・ストリートチルドレンなどさまざまな人々を見つめることでアフリカの構造的な貧困問題を浮き彫りにする。

太古から人間は願望や生活環境をイメージとして壁画や土像に表現してきた。そして、文明が栄枯盛衰するなか、いつしかイメージの表現としての芸術が政治的道具と化していった。文明の遺産として残された芸術作品の中に、権力者の陰謀を読み取ることができるのではないか。イギリスの公共放送BBCが制作したこのシリーズは、脳科学、考古学、心理学の観点から芸術と人間を見つめ、数千年の時を経て現代にまで仕掛けられている「芸術のわな」を読み取っていく。

NHK BSオンライン
http://www.nhk.or.jp/bs/