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哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

犬イディオム そして/あるいは イディオム犬


マと骨ハイ、節分の日恒例(嘘)の英語の時間です。

英語情報サイト「英語タウン」のメールマガジン「デイリー・イディオム」というのを購読しているんだけど、やっぱり犬がひんぱんに登場する(猫も)。

今年になって配信されたものだけでも、こんなに。

イディオム:dog eat dog
直訳:犬が犬を食べる
成功を求める人々が自分の欲しいものを手に入れるためには何事も辞さないような、非常に競争の激しい環境や状況を指す表現。ビジネスの世界で特によく使われる。"dog-eat-dog" という形容詞もある。
“It's a very aggressive environment - it's dog eat dog out there.”

これは有名かも。映画のタイトルにもバンド名にもあるね。

イディオム:(as) sick as a dog
直訳:犬のように気分が悪い
吐きそうなほど気持ちが悪いということ。この表現はまた、あることでものすごくがっかりしたときにも使う。口語で使われるのがふつう。
“I have to cancel our tennis match - I feel sick as a dog after last night.”

犬はいつも気分がわるいようだ。たしかにひとりで出かけるときなど、「なんだ留守番か」とガッカリして、マも気分がわるそうに見える。

イディオム:to let sleeping dogs lie
直訳:寝ている犬をそっとしておく
ある問題や話題に触れるとまずいとわかっているときに、それを故意に避けること。
“I didn't say anything about the mistakes - it's better to let sleeping dogs lie.”

たしかにぼくも寝ているマはできるだけそっとしておく。そして触れるとまずいような気がする話題を故意に避けることもある。

イディオム:to throw someone to the dogs
直訳:人を犬に投げ与える
ある人間が自分にとって無用になったため、あるいは自分に対する非難をかわすために、その人間が酷評されたり、虐待されたりするのを黙って見ていること。
“They'll throw him to the dogs if he makes another mistake like that.”

人をマに投げ与えると大喜びで喰い...失礼、顔や手などをペロペロ嘗めますが、これはたしかに犬嫌いにとっては虐待にひとしいであろう。

イディオム:going to the dogs
直訳:犬のところへ行く
国、場所、組織が以前よりずっと悪い状態になってきているということ。ふつうは単純現在("go / goes")ではなく現在進行形("going")または現在完了形("has gone")で使われる。
“The whole area is really going to the dogs.”

「アイツも犬のところに行っちゃったなぁ」とかいう感じだろうか。

 *-*

やっぱりロクなイディオムがありませんな。日本語でも「犬死に」とか「犬も食わない」とか「権力の犬」とか「企業の犬」とか言うし。

◇英語タウン
http://www.eigotown.com/