『科学哲学』@文庫クセジュ
著者ドミニック・ルクールについては、『ポパーとウィトゲンシュタイン――ウィーン学団・論理実証主義再考』(国文社)、ガストン・バシュラール『科学認識論』(白水社)の編集、それにジャック・ブーヴレスが投げつけた強烈な皮肉(『アナロジーの罠』の註@181頁)でしか知らない。偉い人らしいのだが、単著の邦訳はこれで2冊目のようだ。
- 作者: ドミニックルクール,Dominique Lecourt,沢崎壮宏,三宅岳史,竹中利彦
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2005/08
- メディア: 単行本
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下記は白水社による紹介文。
多くの科学者をとりこにする哲学に、迫る!
ウィーン学団やバシュラールを経てクワインやハッキングへと至る、サイエンスの目的と方法をめぐる探究──科学哲学に、見取り図を与える! 理系も文系も得心する、入門書の決定版。
via http://www.hakusuisha.co.jp/FMPro?-db=shosekidata.fmj&-format=detail.html&ISBN=4-560-50891-7&-Find
ウィーン学団からハッキングへといたる!? うーん、ちょっと読んでみたくなった。
◇Dominique Lecourt - Académie de Toulouse
追記
以上、簡単に(ずいぶんそっけなく)書いてしまったのだが、ウラゲツ☆ブログさんから詳細で有益な紹介文が!
◇ウラゲツ☆ブログ > 必読新書!ルクール『科学哲学』文庫クセジュ(2005年8月21日)
フランスのエピステモロジー/科学哲学の系譜から本書の「活用法」、本書を補完する推薦書までが解説されている。ありがたい。
ポパーとウィトゲンシュタイン―ウィーン学団・論理実証主義再考
- 作者: ドミニックルクール,Dominique Lecourt,野崎次郎
- 出版社/メーカー: 国文社
- 発売日: 1992/08
- メディア: 単行本
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- 作者: ガストンバシュラール,ドミニックルクール,Gaston Bachelard,竹内良知
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2000/06
- メディア: 単行本
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- 作者: ジャックブーヴレス,Jacques Bouveresse,宮代康丈
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2003/07
- メディア: 単行本
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