哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

パンク特集


発売中の8月号で『ミュージック・マガジン』がラモーンズを、『レコード・コレクターズ』がUK PUNKをそれぞれ特集。

 

どちらも堪能。

とくにラモーンズ特集は特定のバンド(Ramones)が対象であるためかバランスのよい構成。なかでも、

は(記事の性格はぜんぜんちがうが)なかなか。

ひとつだけ(雑誌をつくるほうの都合を考えずに)ないものねだりをすれば、「こぼれ話」好きのわたしとしては、トリビアの泉的コラムが半頁〜一頁あったらもっと楽しかったかもしれない。しょーもないネタとしてラモーンズ・グッズの売り上げは毎年○○○億円(推定)とか、有名だけど再び泣かせるネタとしてジョニー・ラモーンの最期はジョン・フルシアンテロブ・ゾンビらが看取ったとか。

でも、いい特集だと思う。一口に「ラモーンズが好き」といっても、「傑作」ベストアルバム『RAMONES MANIA』やファーストアルバムくらいしか聴いていないという人が多勢を占めるのではないかと推測される(当社調べ)ので、そういう人びとにとっても有益かと。

他方のUK PUNK特集では、冒頭でいきなり

精神論で語られることでパンクは大いなる誤解を生んでしまった

と、あの小野島大氏に語られてしまい思わず微苦笑。しかもその記事を精神論でまた締めくくってくれちゃうところが好感度(文字通り)大。

ほかの記事では、

は、デトロイト・ロック〜マルコム・マクラレン〜セックス・ピストルズの隠された(って知ってた人は知ってただろうが)トライアングルを(しばしば擬音を交えながら)くっきりと浮かび上がらせてくれてうれしかった。

◇陸這記 > ラモーンズにとってのカリフォルニア、あるいはジョーイ・ラモーンとヒース・スワンソン - 筆者の仲俣暁生氏によるブログ記事
http://d.hatena.ne.jp/solar/20050719/p1

Ramones (Dlx)

Ramones (Dlx)

Ramones Mania

Ramones Mania

Damned Damned Damned

Damned Damned Damned

The Clash

The Clash

In the City

In the City

Never Mind the Bollocks Here's the Sex Pistols

Never Mind the Bollocks Here's the Sex Pistols

The Compleat Eater

The Compleat Eater

Feeding of the 5000

Feeding of the 5000

Hear Nothing, See Nothing,

Hear Nothing, See Nothing,

Dig That Groove Baby

Dig That Groove Baby

Chaos UK

Chaos UK