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哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

磯倉哲

哲学 新刊


という友人がおりますが。

イソクラテスの修辞学校 (講談社学術文庫)

イソクラテスの修辞学校 (講談社学術文庫)

ソクラテスは、ペロポンネソス戦争直前の紀元前436年に生まれ、紀元前前338年に没したアテネの弁論家、教師。

ゴルギアスに修辞学を学ぶ。プラトンの『パイドロス』のなかでは有望な若者として登場。弁論術の塾をひらき、各地からくる青年たちに修辞術、弁論術を教えた。塾は数々の著名な弁論家を輩出した。その道徳意識の高い人格と教育によって、当時のソフィストたちとは一線を画していたという。紀元前338年、ギリシアがカイロネイアの戦いで敗北し独立を失ったことを悲しみ、「四日間食物を摂らず」自殺したともいわれている。が、最近では自殺説より自然死説のほうが優勢だという(つまらない)。98歳であった。

その文体は流麗なリズムをもち、複雑な構文、対照法の頻繁な使用が特色。彼の修辞術はデモステネスとのちのキケロによって踏襲され、キケロをとおしてローマ、ルネサンスへと受け継がれ、遠く近世まで多大な影響を及ぼすことになった。

というわけで、下記は主要目次。


【目次】
Ⅰ 序の章
Ⅱ イソクラテスの生涯
Ⅲ イソクラテスの学校
Ⅳ イソクラテスの教育
Ⅴ イソクラテスの教養理念
Ⅵ 間奏の章――イソクラテスプラトン
Ⅶ イソクラテス学校とアカデメイア
Ⅷ イソクラテスの伝統――キケロから近代まで

廣川洋一(1936- )氏は、京都大学大学院文学研究科博士課程を経て龍谷大学文学部教授、筑波大学名誉教授。著書に、同じ講談社学術文庫の『ソクラテス以前の哲学者』『プラトンの学園 アカデメイア』などがある。

イソクラテス弁論集〈1〉 (西洋古典叢書)

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イソクラテス弁論集〈2〉 (西洋古典叢書)

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デモステネス 弁論集〈3〉 (西洋古典叢書)

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デモステネス弁論集〈4〉 (西洋古典叢書)

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弁論家について〈上〉 (岩波文庫)

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弁論家について〈下〉 (岩波文庫)

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