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哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

失語の一歩手前でふみとどまろうとする意志

文学 新刊

講談社文芸文庫から『石原吉郎詩文集』が刊行された。

石原吉郎詩文集 (講談社文芸文庫)

石原吉郎詩文集 (講談社文芸文庫)

詩、批評、ノートの三部構成のオリジナル編集。ちくま学芸文庫版『望郷と海』、同時代社版『海を流れる河』が品切れになってしまっただけに、今回の文庫化は(収録されているのはほとんど読んだことのある作品ばかりだが)うれしい。読んだことのない人はみんなこの機会にぜひ手にとってみてほしい。

なお、(次の事実があなたにとって価値ある情報になるかどうかは大いに怪しいのだが)いままでにわたしが読んでもっとも強く深い衝撃を受けたエッセイ「ペシミストの勇気について」も収録されている。

◇哲学の劇場 > 作家の肖像 > 石原吉郎
http://www.logico-philosophicus.net/profile/IshiharaYoshiro.htm

そのほかで容易に手に入るのは、いまや下記の現代詩文庫(正・続)だけのようだ。

石原吉郎詩集 (現代詩文庫 第 1期26)

石原吉郎詩集 (現代詩文庫 第 1期26)

続・石原吉郎詩集 (現代詩文庫)

続・石原吉郎詩集 (現代詩文庫)