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哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

名短篇

文学

  • 『名短篇――新潮創刊一〇〇周年記念 通巻一二〇〇号記念』SHINCHOムック、2005
名短篇―新潮創刊一〇〇周年記念 通巻一二〇〇号記念 (SHINCHOムック)

名短篇―新潮創刊一〇〇周年記念 通巻一二〇〇号記念 (SHINCHOムック)

この100年間に文芸誌『新潮』に掲載された短篇小説のアンソロジー。戦前18篇+戦後20篇=合計38篇。編者は詩人の荒川洋治氏。

出先の書店で購入、帰り途で頁をめくる。久しぶりに深沢七郎(@「おくま嘘歌」)に出会った。こんなの書かれちゃたまらないナァとあらためて思う。

深沢七郎 - 哲学の劇場 > 作家の肖像
http://www.logico-philosophicus.net/profile/FukazawaShichiro.htm

下記は目次。


◆「身上話」森鴎外
◆「骨肉」近松秋江
◆「海岸」島崎藤村
◆「父親」荒畑寒村
◆「崖」広津和郎
◆「小さき者へ有島武郎
◆「十一月三日午后の事」志賀直哉
◆「蜜柑」芥川龍之介
◆「松林」尾崎翠
◆「寝押」中戸川吉二
◆「来訪者」正宗白鳥
◆「酔狂者の独白」葛西善蔵
◆「日曜日」宇野浩二
◆「曇り日」嘉村礒多
◆「和解」徳田秋声
◆「俗天使」太宰治
◆「仙酔島島村利正
◆「黒猫」島木健作
◆「サラサーテの盤内田百輭
◆「折れ蘆」林芙美子
◆「ひかげ咲き」川崎長太郎
◆「舌を噛み切つた女」室生犀星
◆「侵入者」梅崎春生
◆「寒暖計」椎名麟三
◆「おくま嘘歌」深沢七郎
◆「不正確な生」高見順
◆「京羽二重」谷崎潤一郎
◆「雨のなかの噴水」三島由紀夫
◆「片腕」川端康成
◆「走れトマホーク」安岡章太郎
◆「三月」中上健次
◆「雀」色川武大
◆「ベラックヮの十年」大江健三郎
◆「片冷え」河野多惠子
◆「みそっかす」三浦哲郎
◆「プロヴァンスの坑夫」小川国夫
◆「南山」瀬戸内寂聴
◆「一言主の神」町田康

◆特別対談 一○○年の「名短篇」を読む…………筒井康隆×堀江敏幸

◆名長篇──新潮が生んだ四〇作
真山青果『南小泉村』/渡辺保
有島武郎『星座』/佐川光晴
福田清人国木田独歩』/中沢けい
・久保 栄『火山灰地』/浅尾大輔
・高見 順『わが胸の底のここには』/池内 紀
・太宰 治『斜陽』/角田光代
椎名麟三『自由の彼方で』/山城むつみ
川端康成『みずうみ』/松浦寿輝
・幸田 文『流れる』/梨木香歩
・檀 一雄『火宅の人』/豊崎由美
三島由紀夫金閣寺』/辻原登
・伊藤 整『氾濫』/勝又浩
中野重治『梨の花』/井口時男
室生犀星『蜜のあはれ』/蜂飼 耳
川端康成眠れる美女』/玄侑宗久
武田泰淳『快楽』/川西政明
大江健三郎『遅れてきた青年』/小森陽一
・北 杜夫『楡家の人びと』/中村文則
井伏鱒二『黒い雨』/藤野千夜
梅崎春生『幻化』/日和聡子
三島由紀夫豊饒の海』/松本健一
小島政二郎『眼中の人』/久世光彦
・滝井孝作『俳人仲間』/長嶋有
大江健三郎『われらの狂気を生き延びる道を教えよ』/沼野充義
・開高 健『夏の闇』/松山巖
・野上彌生子『森』/宮内淳子
安岡章太郎『流離譚』/高山文彦
・宮内寒彌『七里ヶ浜』/鈴木貞美
吉行淳之介『夕暮まで』/藤沢周
結城信一『石榴抄』/矢部登
三浦哲郎『白夜を旅する人々』/梅原稜子
・宮本 輝『錦繍』/栗田有起
佐多稲子『夏の栞』/斎藤美奈子
宮尾登美子『春燈』/玉岡かおる
古井由吉楽天記』/大杉重男
・辻 邦生『西行花伝』/阿木津英
村上春樹ねじまき鳥クロニクル』/福田和也
水村美苗本格小説』/古屋美登里
多和田葉子『球形時間』/野崎歓
小川洋子博士の愛した数式』/川本三郎

●新潮一〇〇年史…………………………曾根博義

●編集後記…………………………………荒川洋治

◇『新潮』 - 「冒頭部分立ち読み」など。
http://www.shinchosha.co.jp/shincho/