哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

在日

在日一世

李朋彦『在日一世』リトルモア、2005 在日一世作者: 李朋彦出版社/メーカー: リトル・モア発売日: 2005/12/01メディア: 大型本 クリック: 26回この商品を含むブログ (8件) を見る 各地の在日朝鮮人一世90人を訪ね歩いた写真集。内容の充実度もさることながら…

日本に生きるということ

アテネ・フランセ文化センターでは現在、山形国際ドキュメンタリー映画祭2005の「前夜祭」を開催中。9月22日は特集上映「日本に生きるということ――境界からの視線」に関連する3作品が組まれている。 『帰って来たヨッパライ』(大島渚監督、1968) 『J Movie…

いまごろ気がつくのはさておき

『小説トリッパー』秋季号の特集は「気がつけば韓流」。白眉は岩井志麻子氏のエッセイ。 岩井志麻子「時代がやっと私に追いついた」、『小説トリッパー』特集*気がつけば韓流、2005年秋季号、朝日新聞社 小説 TRIPPER (トリッパー) 2005年 秋季号出版社/メ…

伯父の「帰国」運動

(カリスマ)編集者A氏が、ある書評の存在を教えてくれた。 野村進「書評――『帰国運動とは何だったのか――封印された日朝関係史』」、『朝日新聞』2005年7月10日号http://book.asahi.com/review/TKY200507120272.html 評者は、名著『コリアン世界の旅』の野村…

在日・女性・民族

李順愛(イ・スネ/1953- )氏の著作を2点。ちなみに、上野千鶴子氏は李順愛氏の『二世の起源と「戦後思想」』のなかで鈴木道彦氏を「発見」したのだとのこと(先日のエントリー「プルーストと在日」参照)。 李順愛『二世の起源と「戦後思想」――在日・女性・…

プルーストと在日

上野千鶴子、鈴木道彦「対談 プルーストと〈在日〉のあいだ」、『青春と読書』2005年5月号、集英社 いまさら5月号の話もないだろうということかもしれないが、昨日部屋を片付け中にたまたま発見し、読みふけってしまった。プルースト『失われた時を求めて』…

ビビンバボウル

※左:ビビンバ※右:ボウル誠に勝手乍ら回想させて頂きます。先日、友人からボウルでカレーを食らう話を聞いた。それで思い出したことがあるので、ここに書きとめておこう。あまり知られていないことだが、わたくしもボウルには格別の執着があるのであるので…