哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

仕事

久しぶりに☆本が出ます

既発表/書き下ろし拙稿のほか、稲葉振一郎さん、大澤真幸さん、橘玲さん、千葉雅也さん、山本貴光くんとの対談鼎談も収録。7月20日発売予定。予約可能。 吉川浩満『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』河出書房新社、2018/7 人間の解剖はサルの解剖の…

書評連載第7回☆『KOKKO』

雑誌『KOKKO』での連載書評、第7回目は道徳心理学・道徳哲学の名著を紹介します。 吉川浩満「書評 第7回|ジョシュア・グリーン『モラル・トライブズ──共存の道徳哲学へ』(上・下)」、日本国家公務員労働組合連合会『KOKKO』第11号、堀之内出版、2016/7 KO…

大澤真幸さん連続講義☆青山ブックセンター

今月も青山ブックセンターでイベントがあります。大澤真幸さんをお招きし、「心脳問題から自由意志、脳の社会性へ、人工知能の可能性とは何を意味するか」についてレクチャーをしていただきます。全3回、存分に語っていただく予定。 大澤真幸+山本貴光+吉…

生き延びるための人文2☆考える人

雑誌『考える人』に連載中の対談シリーズ第2回目(全3回)。今号の特集は谷川俊太郎に夏目漱石と、なかなかお買い得かと思います。 山本貴光×吉川浩満「生き延びるための人文2――人文の「理想」と「現実」」、『考える人』新潮社、2016年夏号 考える人 2016年…

『脳がわかれば』刊行記念トークイベント☆青山ブックセンター

6月17日(金)の夜、山本貴光くんとトークイベントに出演します。 山本貴光+吉川浩満「『脳がわかれば心がわかるか』(太田出版)刊行記念――「脳と心、科学と哲学」の関わりをめぐる、超入門から最先端の問いまで。山本貴光+吉川浩満 トークイベント」 日…

書評連載第6回☆『KOKKO』

雑誌『KOKKO』での連載書評、第6回目はシンギュラリティ(技術的特異点)についての本。雑誌の発売は6月10日の予定。 吉川浩満「書評 第6回|マレー・シャナハン『シンギュラリティ――人工知能から超知能へ』」、日本国家公務員労働組合連合会『KOKKO』第10号…

新刊☆『脳がわかれば心がわかるか』

本が出ます! 本日見本出来、来週あたりには本屋さんに並ぶと思います。 山本貴光+吉川浩満『脳がわかれば心がわかるか――脳科学リテラシー養成講座』太田出版、2016/5 脳がわかれば心がわかるか──脳科学リテラシー養成講座 - 太田出版2004年に刊行した最初…

『錯乱の日本文学』鼎談☆早稲田文学

石川義正『錯乱の日本文学──建築/小説をめざして』(航思社)の刊行を記念した『早稲田文学』の企画にお邪魔しました。著者の石川義正さん、建築家の日埜直彦さんとの鼎談です。 石川義正×日埜直彦×吉川浩満「小説と建築の間に」、『早稲田文学』2016年夏号…

人類の起源と進化☆『現代思想』

雑誌『現代思想』に随筆を寄稿しました。2016年5月号。 吉川浩満「人類の起源という考えそのものについて」、『現代思想 特集*人類の起源と進化‐プレ・ヒューマンへの想像力』青土社、2016/5 現代思想 2016年5月号 特集=人類の起源と進化 -プレ・ヒューマン…

書評連載第5回☆『KOKKO』

雑誌『KOKKO』での連載書評、第5回目はジョセフ・ヒース。雑誌の発売は5月10日の予定。 吉川浩満「書評 第5回|ジョセフ・ヒース『啓蒙思想2.0――政治・経済・生活を正気に戻すために』」、日本国家公務員労働組合連合会『KOKKO』第9号、堀之内出版、2016/5 K…

初登場☆アエラ+追記

雑誌『アエラ』に登場しました。4月11日号。 山本貴光、吉川浩満「ヨーロッパに始まる哲学の2500年 主要モンダイマップ」ほか、『アエラ [大特集]名経営者 仕事の哲学』朝日新聞出版、2016年4月11日号 AERA 2016年4月11日号今号は「名経営者 仕事の哲学」…

生き延びるための人文☆『考える人』

雑誌『考える人』に、山本貴光くんとの対談が掲載されました。 山本貴光+吉川浩満「生き延びるための人文1──「知のサヴァイヴァル・キット」を更新せよ!」、『考える人』2016年春号、新潮社 考える人 2016年 05 月号出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2016/0…

『文化進化論』刊行記念トークショー☆本屋B&B

4月12日(火)夜、トークイベントに登壇します。NTT出版『文化進化論』刊行記念トークショーで、お相手はあの三中信宏さん! 三中信宏×吉川浩満 「文化は進化論で本当に語れるのか?」──『文化進化論』(NTT出版)刊行記念トークショー@本屋B&B(東京・下北…

KOKKO書評連載4回目☆『「若者」とは誰か──アイデンティティの30年 増補新版』

雑誌『KOKKO』での連載書評、第4回目は社会学者・浅野智彦氏の若者論。 吉川浩満「書評 第4回|浅野智彦『「若者」とは誰か――アイデンティティの30年 増補新版』」、日本国家公務員労働組合連合会『KOKKO』第8号、堀之内出版、2016/4 KOKKO 第8号 | 日本国家…

アイアン・メイデン☆文藝別冊

私がエッセイを寄稿した刊行物のご紹介です。 吉川浩満「部室とメイデンと私」、河出書房新社編集部『文藝別冊 アイアン・メイデン──悠久のヘヴィ・メタル叙事詩』河出書房新社、2016/04 アイアン・メイデン: 悠久のヘヴィ・メタル叙事詩作者: 河出書房新社…

トークイベント☆クリティカル・デザイン・スクール

3月26日(土)、トークイベントに出ます。会場は横浜・みなとみらい駅ちかくのBUKATSUDO。ぜひいらしてください! 【受付中】全3回/クリティカル・デザイン・スクール[グラフィック篇] | BUKATSUDOグラフィックデザインの周辺からグラフィックデザインを…

書評連載3回目☆KOKKO

雑誌『KOKKO』での連載書評、第3回目はノーベル賞作家スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチさんの代表作。 吉川浩満「書評 第3回|スベトラーナ・アレクシエービッチ『チェルノブイリの祈り――未来の物語』」、日本国家公務員労働組合連合会『KOKKO』第7号、堀…

トークイベント☆ゲンロンカフェ

3月2日(水)19時〜@五反田ゲンロンカフェ、よろしくお願いします。人文学は本当に危機なのか? 当日券は3100円 (1ドリンク付き)です。ゲンロン友の会会員証または学生証のご提示で2600円になります。 お席はチケット購入順ではなく、当日ご来場になった…

新論考☆子午線

詩と批評の雑誌『子午線 原理・形態・批評』にエッセイを寄稿しました。 吉川浩満「フロイト革命の帰趨──合理性のマトリックスとロボットの叛逆」、『子午線』Vol.4、書肆子午線、2016/1 http://shoshi-shigosen.co.jp/books/shigosen4/shoshi-shigosen.co.j…

書評連載2回目☆KOKKO

『KOKKO』(こっこう)は、「国」と「公」を現場から問い直す情報誌。日本国家公務員労働組合連合会(国公労連)の機関誌『国公労連調査時報』がリニューアルし、今年9月から一般誌として毎月刊行されています。第5号から連載書評でお邪魔することになりまし…

トークイベント☆ゲンロンカフェ

来たる3月2日(水)、ゲンロンカフェに登壇します。遊びにきてください。 吉川浩満×山本貴光「人文学は本当に危機なのか?――ポスト・ヒューマニティーズの文化地図作成法」 peatix.com当日券は3100円 (1ドリンク付き)です。ゲンロン友の会会員証または学生…

記念小冊子☆紀伊國屋じんぶん大賞2016

決まりました。 紀伊國屋じんぶん大賞2016 読者と選ぶ人文書ベスト30」発表 | 共同通信PRワイヤー prw.kyodonews.jp 大賞はご存じあの本。岸さん、おめでとうございます。出たのは昨春だったか。なんだか大昔のことのように思えます。現代最高の散文家・岸政…

連載書評スタート☆『KOKKO』

雑誌『KOKKO』にて書評の連載が始まります!【『KOKKO』第5号、吉川浩満さんの書評、連載開始!/堀之内出版ブログ】 https://t.co/YBzZfGvu9u— 堀之内出版 (@horipub) 2015, 12月 26『KOKKO』(こっこう)は、「国」と「公」を現場から問い直す情報誌。日…

マンガがあるじゃないか☆14歳の世渡り術

河出書房新社の書き下ろしシリーズ〈14歳の世渡り術〉、最新作のテーマはマンガです。私もとっておきの作品についてエッセイを寄稿しました。題して「ギャグとダンドリと私」。 吉川浩満「ギャグとダンドリと私――泉昌之『ダンドリくん』」、河出書房新社編集…

書評『哲学な日々』☆図書新聞

明日12/19発売の図書新聞は新年特大号。高橋源一郎×SEALDs対談など盛りだくさんです。 年越しとは無関係ですが、私も書評を寄稿しました。ご笑覧ください。 吉川浩満「書評:野矢茂樹『哲学な日々――考えさせない時代に抗して』講談社」、『図書新聞』3236号…

見田宗介論☆『現代思想』

雑誌『現代思想』に随筆を寄稿しました。「見田宗介と私」風のメモワールです。 吉川浩満「大人の青年――見田宗介についての覚え書き」、『現代思想 総特集*見田宗介=真木悠介――未来の社会学のために』2016年1月臨時増刊号、青土社 現代思想 2016年1月臨時…

書評『戦後入門』☆新潮

文芸誌『新潮』に書評を寄稿しました。12月7日発売。 吉川浩満「イスクラ=火花の系譜学|書評:加藤典洋『戦後入門』」、『新潮』2016年1月号、新潮社 新潮 2016年 01 月号 [雑誌]作者: 新潮社出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/12/07メディア: 雑誌この…

私が生きづらいのは進化論のせいだと思うんですけど、と山本さんは言った。

αシノドス最新号に登場。ご笑覧ください。 【インタビュー】「生きづらいのは進化論のせいですか?」――吉川浩満氏インタビュー、『αシノドス 特集:私たちの「進化論」』185、2015/12/1 synodos.jp 特集最後は、吉川浩満さんへのインタビュー「生きづらいの…

ビブリオバトル☆SFC OPEN RESEARCH FORUM 2015(+追記)

明日11月19日、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)のイベント「SFC OPEN RESEARCH FORUM 2015」の前夜祭でビブリオバトルに出場します。17時半から開始されるバトルの第3セッション、19時25分ごろに登場予定。はぁ。原稿〆切に追いまくられていて、なん…

初登場☆WIRED INNOVATION INSIGHTS

ウェブ版『WIRED』誌の「INNOVATION INSIGHTS」に寄稿しました。ギルバート・ライルの包丁でイノヴェーション論を三枚におろすエッセイ。イノヴェーションそのものには1ミリも役に立たないと思いますが、ご笑覧ください。 吉川浩満「イノヴェイションについ…