哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

2004-05-04から1日間の記事一覧

どんなことでもわかってしまう #1

「最新科学にもとづいた人間論」の意味を考えてみる。典型的なのは脳や遺伝子にかんする科学的知見を利用したもの。世の中には「車内で平然と化粧する脳」とか「ゲーム脳の恐怖」とか「浮気する遺伝子」とか「鉄人のDNA」とかいうコトバがあふれている。真に…

◆The Blankey Jet City, 「悪いひとたち」, 東京ピストル, 1992 いまは遥か遠い異国で暮らす友人が置き土産にくれた貴重なCD。 ベイベー ピースマークを送るぜ ◆R.E.M., "Man on the Moon," Automatic for the People, Wea/Warner Brothers, 1992 →amazon.co…

◆立岩真也『私的所有論』勁草書房 →amazon.co.jp ・第4章「他者」◆樫村晴香「ストア派とアリストテレス・連続性の時代」、保坂和志「パンドラの香箱」 おもしろい。理解できない箇所も多々あれど。