哲劇メモ

吉川浩満(@哲学の劇場)の日々の泡

2004-03-05から1日間の記事一覧

こんな日は

エピクテートス先生に教えを乞おう。 だがもし読書力を養うために張り切り、そのために骨折り、そのため旅したのであるならば、私はその人に対して、即刻家に帰るように、そして家の事をゆるがせにしないようにいおう。というのは彼の旅行の目的は、何でもな…

知らないコトバとわかっているコト

人はわかっているコトを知らないコトバで説明されるのに弱い。

カッコつけ

言葉にカッコ(=「」)をつけて終わり、というのは避けたい。

言うことと、何も言わないこと

いつまでも言い続けられるようなことを言わなくすると、ほとんど何も言うことがなくなる(そしてこの言葉もまた日記の題名に似つかわしいものだ)。いいんだけど。

☆ヴァルター・ベンヤミン『ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念』浅井健二郎訳、ちくま学芸文庫☆ヴァルター・ベンヤミン『図説 写真小史』久保哲司編訳、ちくま学芸文庫☆ジェイン・ジェイコブズ『市場の倫理 統治の倫理』香西泰訳、日経ビジネス人文庫

★ジャン=リュック・ゴダール、アンヌ=マリー・ミエヴィル『ヒア&ゼア・こことよそ』(フランス、1974)@調布映画祭2004★ジガ・ヴェルトフ集団『東風』(イタリア+フランス、1969)@調布映画祭2004★ジョン・ウー『男たちの挽歌』(香港、1986) わが映…